「鈴子の恋」はズバリ“挑戦”! 佐野和真インタビュー

2012/02/01 08:00 配信

ドラマ

話題の昼ドラ「鈴子の恋」で春夫を演じる佐野和真(C)東海テレビ

上方芸能のトップに輝いたミヤコ蝶々(日向鈴子)の一代記を描いた昼ドラ「鈴子の恋」(毎週 月~金 昼1.30-2.00 東海テレビ、フジテレビ系)に春夫役として出演している佐野和真へインタビューを行った。

15歳のとき、スカウトされ芸能界入り。「砂時計」(’07年TBS系)、「オトメン」('09年フジテレビ系)、「ハンマーセッション」('10年TBS系)などの話題作に出演し、ドラマや映画、バラエティなどにも活躍の場を広げている。

ことし23歳になる佐野は、デビューからを振り返り 、「ちょうど僕くらいの年齢の人たちが就職などする時期なので、そういう年齢になっちゃったかって(笑)。20歳のときに、俳優という仕事、この職業で生きていくんだという自覚が芽生えました。学生時代は学校と仕事の両立だったので、どちらかというと甘えもあったんですけど、それじゃダメだって…。今では仕事に関しては『命削ってやっています』と言えます」と語る。

仕事へのプロ意識の高さは「鈴子の恋」の随所で見受けられる。「春夫は座員の役なんですが、一座は、すごく人が多いんですよ。でもカメラに写らないときでも、常に考えて細かい芝居をしたりしています。『鈴子の恋』のためにギターの練習もしたのですが、最初は『弾いている感じでいいよ』って言われてたんですが、劇中で演奏する曲全部弾けるように練習しました。『湖畔の宿』という曲が一番好きで、見どころのひとつですね! 弾いているとき、すごく楽しそうにしているんじゃないかな(笑)」。そんな負けず嫌いな一面を垣間見せる佐野である一方、演じる春夫は、明るい性格だが女にだらしないという設定。「春夫は鈴ちゃん(鈴子)のお兄ちゃん的存在。テンションが高く思ったことは、すぐに口にして空気の読めない発言をしてしまう…。自分では空気読めているほうだと思っているんで、ぼくとは離れた性格です(笑)。春夫を演じるときは自由に、遊ばせてもらっています。作品のシリアスな世界観も春夫が出ることで空気が変えられたら、むしろ壊す勢いでやっていますね」と春夫との共通点は一見なさそうだったが…。

春夫を演じることで佐野自身、変化が表れたという。「普段ぼくは割と静かなんですけど、春夫の影響かしゃべるようになりましたね。『普段は静かなんです』って言っても誰も信じてくれないです(笑)。役へのアプローチの仕方も今までと変わりました。今までは本番前、現場で役を作ることが多かったのですが、楽屋で役を作ってから現場に入るようにしています。集中力がもつか不安だったですけど、今では撮り終わるまでの時間が早く感じます。役者としての幅が広がると良いなと思って挑んでいます」。

また、ミヤコ蝶々演じる映美くららについては、「本当に鈴子に見えてきちゃって、舞台上でのパワーがすごいんですよ。その分、ぼくも頑張ろうって思えますね。映美さんと漫才に挑戦するんですが、漫才って難しいんですよ。漫才のシーンでは『M-1だ!』って言って演じましたが、緊張しました…。あと撮影の合間に、ぼくがギターを弾くと映美さんが歌ってくれました。あれは、うれしかったですね!」と和気あいあいとしている様子。

「ぼく自身、春夫が今後どうなるか、まだ知らないのですが、『春夫が出ているシーンは安心する』、『こんなお兄ちゃん欲しいな』と言ってもらえるように演じたいと思ってます。今後に期待してください。ぼくにとって『鈴子の恋』はズバリ“挑戦”です! ことしは仕事へのアプローチの仕方も変えて、今までとは違う自分らしさだったり、いろんなことに挑戦していきたいです」と今後の展開を意気込みとともに語ってくれた。