アガサ・クリスティーが生んだ探偵ドラマ「ミス・マープル」の第4&5シーズンを、NHK BSプレミアムで'12年3月19日(月)から放送することがわかった。
同ドラマは、好奇心旺盛な老婦人、ミス・マープル(ジュリア・マッケンジー)が、鋭い観察力で事件を解決していく探偵ドラマ。第4シーズンの第1話では、投資信託会社社長のレックス・フォーテスキュー(ケン・クラナム)がオフィスで紅茶を飲んだ後に突如苦しみだし、そのまま死亡。レックスの上着のポケットには、なぜかライ麦の粒がたくさん入っていた。さらに、浮気をしていたレックスの若い妻アデール(アナ・マディレイ)が死体で見つかり、メイドのグラディス(ローズ・ハイニー)までも殺される。そこに、メイドを知るミス・マープルが駆けつけ、3人の死の状況が童謡の歌詞になぞらえていることに気づく…というストーリー。
また、第5シーズン第1話では、富豪プリチャードの妻メアリー(シャロン・スモール)が「青いゼラニウムは死を意味する」という占いにおびえていた。そしてある日、メアリーが寝室で息絶え、壁紙のピンクのゼラニウムが予告通り青く染まっていた。この難解極まりないメアリーの死の真相にマープルが挑む。
なお、今シリーズからは、新ミス・マープル役をイギリスの名女優、ジュリア・マッケンジーが演じ、日本語吹き替え版では、藤田弓子がミス・マープルの声を担当する。
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