1月28日、東京ランウェイ実行委員会は第1回「東京ランウェイ」記者発表会を都内にて行った。発表会にはモデルの蛯原友里、冨永愛、加藤夏希、中国人モデルのアユキ、ルナ、当日司会を務める谷原章介、夏川純らが出席し、本番に向けての意気込みを語った。
「東京ランウェイ」とは、ことし20回目を迎える「神戸コレクション」の東京公演で培ったノウハウやネットワークを生かし、日本だけでなくアジアのトップランナーとして時代を切り開いていくための、日本最大級のリアルクローズイベント。「東京ランウェイ」では、日本のファッション文化をアジアへ発信していく思いを込めて、中国・上海にて'07年から開催されている「神戸コレクション」の上海公演に出演している中国人モデルのアユキ、ルナを起用。ランウェイにて日中の美の共演が実現する。
司会に決まった谷原は、「本当にうれしく思います。まずは“かまない”ことに注意しながら、ファッションのイベントなので明るく楽しく、上品にできたらと思っています」と意気込みを語った。司会の2人がウオーキングを披露するかどうかも見どころの一つで、夏川は「一緒に歩きたいですね」と話し、それを聞いた谷原は「スタイルを維持するためにトレーニングを始めようと思います(笑)」と本番に向けての準備を告白した。
「神戸コレクション」にも参加経験のない蛯原は、「初めてなので緊張しますが、日本のファッションの素晴らしさを東京からアジアに発信するということで、すごくワクワクしています」と本番への期待を高めていた。蛯原は多くのモデルのウオーキングを見ることが楽しみのようで、「特に冨永さんのウオーキングを見たいです! 」と明かし、加藤は「冨永さんのときは、バックにいるモデルたちも全員客席に紛れ込んで見てるんです」と意外な舞台裏を語った。また、加藤は「お客さんは女の子が多くて、しかも当日のために洋服を買ってオシャレをしてくれるので、客席も華やかなんです」と会場の雰囲気を語り、「私は結構長く出させてもらっていて、神戸コレクションと共に成長をしてきたので、今後もどういう風に日本のファッションをアジアや全世界に発信していくのか、とても楽しみです」とこれからの展開に期待している様子だった。世界中のコレクションへの参加経験を持つ冨永は、「もちろん世界のコレクションは素晴らしいですが、東京でリアルクローズのコレクションをするのは、世界にはないことなんです。だからリアルクローズのコレクションを東京から発信できることが、私はすごくうれしいです」と素直な気持ちを語った。
中国から参加するアユキは「世界中のファッションショーを見ていますが、東京のショーは背が高くないアジアの女性にとってすごく参考になるファッションを提供していると思います」と日本のショーの印象を語り、日本のファッションが大好きというルナは「中国の女性たちは日本のファッション雑誌を参考にしています。中国の中でも日本のファッションは特別な位置付けにあると思います」と分析した。
最後に蛯原は、「新しく、私たちが東京ランウェイを背負って出発するということで、新しい時代を築いていけたらいいなと思います。オシャレが大好きな人のためのファッションショーなので、是非オシャレをして会場に遊びに来てください! 」と女性たちにメッセージを送った。
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