テレビ朝日系で、2月4日(土)放送のスペシャルドラマ「ナサケの女スペシャル~国税局査察官~」に出演する速水もこみちにインタビューを敢行した。今回、速水が演じるのは、へき地医療に尽力する医師・万城野駿。米倉涼子演じる査察官・松平松子は、医療脱税の捜査のために駿の内偵を開始するが、次第に駿に対して恋心を抱いてしまう。速水には、役作りや撮影現場でのエピソード、さらには“お金”についても語ってもらった。
――出演に当たっての感想は?
僕自身初めての医者役だったので、お話をいただいた時には気合が入りましたね。「ナサケの女」は、連続ドラマからチームとして出来上がっているので、その中に入っていくのはプレッシャーもあったんですが、びっくりするくらい皆さん優しくて、ゲストという感じではなく、本当にチームの中に入れさせてもらえました。米倉さんとは初めてご一緒させていただいたんですが、ものすごく引っ張ってくださって、心おきなく演じることができました。
――初めての医者役ということですが、どのように役作りをされましたか?
患者さんのことをよく思い、困ったことがあったら一日でも早く助けてあげられるようにという思いで役に入っていましたね。外見に関しては、髪を切って好青年の若い先生を意識しました。
――主演の米倉涼子さんの印象はいかがですか?
僕は現場では静かで、台本を読んだりしてじっとしているタイプなんですが、米倉さんにはよく声を掛けていただきました。米倉さんが「ラブストーリーをほとんどやったことがないから本当に緊張してるんだ」とおっしゃるので、「そんなこと言われたら僕も緊張するんですけど(笑)」なんて話をしていましたね。お互いに自分なのか役なのか分からなくなってきて、ぎくしゃくしたり、はにかんだりしていました。
――“お金”がテーマとなる作品ですが、どんなことにお金を使うことが多いですか?
遊びなどではなく、映画のDVD、CD、本、フィギュアなど自分の好きな物に使うことが多いですね。歴史に興味が出てきまして、その中でも遺跡系が好きなので、そういった本を買ったりしています。
――お金での失敗はございますか?
過去に一度だけ財布を落としたことがありますね。海外でなんですけど、帰国する前日にお酒をけっこう飲んでしまって、翌朝寝ぼけた状態で空港へ行ったら財布がありませんでした。これ、お酒の失敗談ですね(笑)。その時に、今後は気を付けなきゃと思ってチェーン付きの財布にしたことを覚えています。
――では、大金が手に入ったら何に使いたいですか?
半分は自分のために貯めて、半分は人の役に立つことに使いたいです。料理が好きなので、何かそういったことで役立てればと思います。
――最後に、作品の見どころを教えてください。
米倉さんもそうだと思うんですが、あまり「こうしなきゃ」と意識して演じていないので、“素”の感じの僕たちを見ていただきたいですね。あと、松子と駿の恋の行方にも注目してほしいです。紋付きはかまでの結婚式のシーンもありますので、楽しんでいただければと思います。
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