速水もこみちがシルクロードの歴史とロマンに迫る!

2012/02/10 15:00 配信

芸能一般

「はるかなるシルクロード鉄道~中国横断2600キロの旅~」でシルクロードを旅する速水もこみち

BS朝日にて2月12日(日)放送のドキュメンタリー番組「日中国交正常化40周年特別番組 日中共同制作 はるかなるシルクロード鉄道~中国横断2600キロの旅~」が放送される。

同番組は速水もこみちが中国・西安(せいあん)からローマまで続くシルクロードを旅する。シルクロードは大きく3つのルートに分かれており、今回は西安から敦煌(とんこう)、トルファンを経てウルムチに達するルート「天山北路(てんざんほくろ)」を結ぶ列車・シルクロード鉄道に速水が乗り込んで、約2600kmを鉄路で旅する。

速水は、シルクロードの要衝(ようさい)、西方への軍事的拠点として約2100年前にできた街・蘭州へ。三蔵法師もインドに向かう途中、この街に立ち寄ったといわれている。そこで速水は、羊の皮を風船状に膨らませ、それをいくつもつなげて作る“皮筏子(ひっぱし)”と呼ばれるいかだに乗り、黄河を渡る。“皮筏子”はおよそ1500年前から伝わり、かつてシルクロードの旅人たちが蘭州を流れる広大な黄河を渡るために使っていた。さらに、蘭州では麺打ちに挑戦。シルクロードにあるオアシス都市・敦煌(とんこう)では、4世紀末から1000年近い年月をかけて作られた、中国最大の石窟寺院「莫高窟(ばっこうくつ)」を訪ねる。さらに、かつては草原が続く平野で長く遊牧民の根拠地として繁栄してきたウルムチでは、遊牧民・カザフ民族のお宅を訪問し、その暮らしを紹介する。

速水は旅を終えた感想を、「今まで行った中国の街とは違って、西に向かえば向かうほど言葉や文化、食べ物にまで西洋文化が入り混じっていて、中国の印象がすごく変わりました」とコメント。また、「シルクロードならではの食べ物も紹介します! 蘭州では麺作りにチャレンジしたり、トルファンでは焼きうどんを作って現地の方にふるまいました。コビ砂漠を貫く“万里の長城”の最西端、敦煌で見た世界遺産“莫高窟”の仏教美術の数々、ウルムチで見た神秘の湖・天池など、長い歴史を感じる素晴らしい景色の数々は、ぜひ皆さんにも見てほしいです」と番組の見所を語った。