ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントは、サスペンス・アクションドラマ「コバート・アフェア」のDVDリリースを'12年4月18日(水)より開始する。DVDリリースにあたり、ドラマに出演しているクリストファー・ゴーラムとセンディル・ラママーシーが来日し、インタビューを行った。
同作は、6カ国語を話す語学力や男性にも劣らない身体的能力、瞬発力、頭脳などを備えるアニー・ウォーカー(パイパー・ペラーボ)が、CIA諜報員として世界中を駆け巡り、与えられた任務を遂行する姿を描くアクションドラマ。クリストファーはアニーをサポートする盲目の相棒のオーギー・アンダーソンを演じ、センディルは元機密部の部長を父に持つエリートのジェイ・ウィルコックスを演じる。
――役どころについてお聞かせください。
クリストファー「僕が演じるオーギー・アンダーソンは、テクニカルオペレーションで技術運用部を仕切っています。CIAに入る前はアメリカ軍の特殊部隊に所属していて、そこは世界のオペレーションに関して優れた人々が集まる部隊なので、そういった意味では超人的な人物だと思います。イラクで任務中に失明し、今はCIAで働いています。シーズン1ではアニーを導く役割を果たし、シーズン2では友情を深めていきます。また、シーズン2の終わりではその関係性に変化があり、とても良い関係に進んでいきます」
センディル「ジェイ・ウィルコックスは、CIAの元機密部部長の父親を持つ人物です。その父親は、いわゆる闇でのオペレーション作戦をやっていたことから、あまり評判が良くなかったため、ジェイは息子ということで周囲からは信用できないのではないか、と思われてしまうんです。シーズン1では、とにかくCIAという組織に自分がなじめるように、苦戦しながらもしっかりと任務を遂行することで自分の実力を証明しようとします」
――オーギーとジェイはどのような関係でしょうか?
クリストファー「ジェイとオーギーはライバル意識を燃やしているので、それを演じるのは楽しいです。互いに信用していない部分があるので、それを見せつつ演じていくのはとても楽しいですね」
――ドラマの中で注目してほしい点はありますか?
クリストファー「3点あります。まず1点目は、アニーを演じるパイパー・ペラーボです。彼女は本当に女優として実力があり、ここまで人が共感できるキャラクターを演じられて、視聴者が愛着を持てる人はいないと思います。若い女性が憧れたり、目標にできるような役柄を築いていると思います。2点目は、『ボーン・アイデンティティー』シリーズなどを手掛けたダグ・リーマンが製作総指揮を務めていることです。ドラマのそれぞれの話に、彼のアクションにおける美学がすべて注入されています。3点目は、非常に国際的なロケーションを行っていることです。これはTVドラマでは珍しいことだと思います。世界各地、本当にいろいろな所に行くので、そういった点も見逃せません!」
センディル「クリスがほとんど言ってくれましたが、僕から何か追加するならば、ドラマの中心人物たちです。登場人物に重きが置かれているドラマだと思うので、ただのスパイ作品ということではなく、それぞれの人間関係の描かれ方を視聴者に楽しんでほしいです」
――日本に来て、どこか観光に行く予定はありますか?
クリストファー「魚市場と古いお寺、それに僕には小さい子供がいるのでおもちゃ店は絶対行きます。あとは、レストランに行きたいですね」
センディル「僕たち2人は食べるのが大好きだから、おいしいものを食べたいです!」
――最後に、視聴者の方にメッセージをお願いします。
クリストファー「いつも応援してくれて、本当にありがとうございます。僕たちは皆さんに楽しんでもらえる、気に入ってもらえると確信しながら作っています。だから実際に皆さんが楽しんでくれたらいいなと思っています」
センディル「日本のファンの皆さんは、いつも親切に歓迎してくれて、応援してくれてありがとうございます。このドラマは僕たちが誇りに思っている作品ですし、僕たちが現場で楽しんでいるように、視聴者の皆さんにも楽しんでほしいと思っています。あとは、今後のエピソードの中で日本を登場させられたらいいなと願っています」
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