日本テレビ系で'12年4月5日(木)からスタートする新ドラマが「たぶらかし~代行女優業・マキ~」に決まり、谷村美月が主演することが分かった。
谷村演じる主人公・冬堂マキが、「日常生活における代役俳優業」=“演ジ屋”となり、“結婚式の新妻”、“小学校の面談にいく母親”、“保険金詐欺事件の死体”など依頼人の要求に応じてあらゆる役を演じながら、人間の思わぬ真実をあぶり出していくというストーリー。原作は、第23回小説すばる新人賞を受賞した安田依央氏の「たぶらかし」。また、共演には山本耕史、段田安則といった演技派が脇を固め、本格派のドラマを盛り立てる。
台本を読んだ谷村は「演じ方によっては何通りもある幅広い役なんで、最初は正直、ちょっと迷いました。でもプロデューサーや監督と、じっくり話をしたら、気持ちが楽になりました。私自身もお芝居というか、表現することがすごく好きなので、カメラがなくても“代行女優”を演じていくところは、すんなり入れると思います」と意気込む。また、これまで演じてきた役とは趣が違う“大人っぽい役”について「大人な感じを自分で頑張って出そうとすると失敗しそうなので、『その都度、監督から求められたものをやったほうがいいかな』って考えています。皆さんには、私は小さいころから演じている印象がとても強いみたいで、『まだ21歳!?』って言われることがあるんです。でも、その印象が年齢と共に変わっていけたらいいなと思います」と力強く語る。
さらに、プロデューサーの堀口良則氏は、「ドラマの原点に戻って、“しっかり芝居ができる役者”、“しっかり人の気持ちや物語を書ける脚本家”、“しっかり人の気持ちを画面に反映できる演出”がドラマの3本柱がしっかりできる、そんな役者、スタッフをそろえたつもりです。彼らへの挑戦状ですね」。今企画の手ごたえについては、冗談で「プロデューサー生命をかける!」ほど。特に主演の谷村について「タイトルの『たぶらかし』通り、毎回男をたぶらかすような演技をしてほしい。本人には、身も心も裸になるような“限界”の演技を期待しています」と期待を寄せる。プロデューサー曰く“テレビギリギリまでセクシー”になった谷村の妖艶な演技に期待したい。
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