現在公開中のAKB48を追ったドキュメンタリー第2弾「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」の大ヒット御礼舞台あいさつが2月16日、都内で行われ、AKB48メンバーの大島優子、柏木由紀、篠田麻里子、小嶋陽菜、指原莉乃が登壇した。
本作は、AKB48の2011年の活動に密着したもの。昨年6月に行われた第3回選抜総選挙の舞台裏や、3日間で9万人を動員した西武ドームでのコンサートのもようなどが収録されている。
イベントはスクリーンに映された本編の一シーンを見ながら展開。第3回選抜総選挙で惜しくも第2位となり、舞台裏で涙を流したシーンについて大島は「足の小指を壁にぶつけて、泣いています」と照れ隠し。「恥ずかしいです」と頬を赤らめた。そんな大島を見て篠田は「あっちゃん(前田敦子)と(大島)優子はお互い、そこまで1位にこだわってはいないと思うんですけど、悔しいという気持ちもあり、でもライバルであり仲間でもあると思います」と話し、「優子は表舞台で感情を出さないんです。実は裏に秘めているものがあるんじゃないかなと思って近づいて行ったら、泣いていたので。『2位ってすごいよ。年齢のわりには頑張ったよ』と声を掛けました」と、その時の様子を明かした。
記録的な猛暑の中で行われた西武ドームコンサートのバックステージでは、メンバーが熱中症や過呼吸と戦っていた。当時を振り返った大島は「ほかのアーティストさんたちのコンサート裏を知らないので、自分たちにとってはあれ(状況)が当たり前の風景です。(自分で)見て壮絶だなと感じました」と真剣な表情で語った。一方、篠田は「私は全然、倒れなかったです。あっちゃんが倒れたことは知っていて、心配していたんですけど、途中で優子が階段で倒れていたことは知らなかったです」と、驚きも多かった様子。体力には自信があるという小嶋は「それでも辛いなと思うことがあったんですけど、静かに倒れていったので特に取り上げられることもなかったんです(笑)」と漏らし、会場の笑いを誘った。
昨年3月11日の東日本大震災以降、計8回、被災地で支援活動やミニライブ、握手会を続けたAKB48。メンバー内で最多となる4回、被災地を訪問している指原は「行くたびに皆さんの笑顔に励まされていて、私達の活動にも元気を与えてくれます」と話すと、柏木は「着いた瞬間に子供たちの笑顔が見えて、来てよかったと思いました」と笑顔を見せた。最後に、大島は「皆さんの声援で『立て!がんばれ!』と背中をたたかれているような、支えられているような感じ」と日頃、声援を送ってくれる多くのファンへ感謝の気持ちを伝えた。
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