4月からBSフジでスタートするINAC神戸レオネッサの活躍を追う「INAC TV」の記者会見が都内で行われ、会場には星川敬監督をはじめ、大野忍選手、川澄奈穂美選手、甲斐潤子選手、近賀ゆかり選手らが登壇した。
4月20日(金)にスタートする「INAC TV」は、INAC神戸レオネッサの最新情報や選手・監督らのインタビューを届けるほか、ピッチの外での選手らの素顔にも迫る情報番組。単独のチームに密着する番組は、日本女子サッカーチームとしては初の試みとなる。また、BSフジでは毎月第1金曜になでしこリーグの各試合をダイジェストで放送する「なでしこリーグマンスリーダイジェスト」(仮)やINAC神戸レオネッサ戦を中心に、なでしこリーグの試合を毎節1試合から2試合、中継放送することが決定している。
今シーズンチームのキャプテンに就任した大野選手は「ことしキャプテンになっちゃいました大野です」と茶目っけたっぷりにあいさつを。続けて「昨シーズンよりもことしは苦しい戦いが多くなるかと思いますが、INACの試合は楽しいと思ってもらえるような良いシーズンにしていきたいと思いますし、もちろん狙うはすべてのタイトルを奪うことなので、頑張りたいと思います!」と力強く意気込んだ。
さらに、前シーズンキャプテンを務めた川澄選手は2月初旬に行われたスペイン・バルセロナ遠征に対し「憧れのチームと試合ができたということは夢のような時間でしたし、オフ明けしたばかりという状況で1対1という結果が残せたのは、ある程度自信にして良い部分もあったと思います。でも、試合ではバルセロナの相手たちのウマさを痛感しましたし、もっともっと成長しないと世界は近づいていかないなと感じた、すごく内容の濃い試合でした」と感想を述べた。
また、番組に対して期待することを問われた大野選手は「自分はこういうキャラですし、ふざけた一面を出していきたいですね」とにっこり。さらに、「皆さんが待ち望んでいる澤(穂希)選手がどういう素顔を持っているのかっていうところも引き出していきたいです。すいません、きょうはここに澤選手を呼んで来られなくて…。今回はこの選手たちで我慢してください!」とけがによる療養で会見欠席の澤選手についても言及した。すると、後に続いた選手らや監督も空気を汲み取った(?)のか「きょうは澤さんがいなくてすみません…」とわざとお詫び言葉を述べてから質問に答えるなど、相変わらずのなごやかなチームワークで会場を和ませた。
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