“一発屋芸人”が運のみでバトル!? 世界へ向けた新感覚バラエティー！

ABCと吉本興業は、アメリカの大手制作会社ピルグリム・スタジオズと共同で“最強運の持ち主”を決めるバラエティー「～運だけ賞金バラエティー！～ ラッキーコロシアム」を制作することを発表。今田耕司が司会、あき竹城がコロシアムの支配人“アキタケ女王様”に扮し、消えかかった一発屋芸人たちの運を試す。

同番組は、「一番ラッキーなやつは誰だ!?」というコンセプトのもと、大西ライオン、三瓶、ジョイマン、長州小力、ムーディ勝山、レイザーラモンHGら一発屋芸人たちが、平等かつ神聖なバトルゲームで「運」を競う。トリビアを知らなくても、クイズが解けなくても体力が無くても、誰もが“ラッキーパーソン”の称号と賞金を獲得するチャンスが得られる。今回、3月3日（土）にABCで放送（関西ローカル）され、これを元に海外フォーマット販売用のパイロット番組「America's Luckiest Person」も共同制作。アメリカをはじめ、諸外国への海外セールスを予定している。

日本版の収録後に行われた囲み取材で、司会の今田は「アメリカに（企画を）持っていくということですけど、果たしてアメリカにきょう集まったくらいの一発屋がいるんでしょうかね（笑）やはり日本というのはすごいなと。一度ブレークした芸人たちがもう一度集まって最後の残りの運…。容器の中にへばりついた最後の運を出す番組ということで。脱落した人は、誰を見ても『脱落するやろな～』っていう要らない説得力があります。『やっぱりな！』って誰を見ても思ってしまうから、（その点は）誰が勝ち残るのか想像できない素晴らしいメンバーがそろっていますね」と感想を語った。

アキタケ女王様としてバトルを支配するあきは「なんか、ものすごくドキドキしてね～。あの人たちを見ていると（ストレス）発散しちゃうよね。『早く落ちろ！』とか『当たれ！』とか言いながらも複雑です。（海外版では）私の役を誰がやるのかですね」と“女王”の仕事を楽しんでいた。