3.11の「情熱大陸」は石巻とロンドンから生中継! 葉加瀬太郎が番組テーマ曲を生演奏!

2012/02/24 12:25 配信

芸能一般

震災から1年を迎える3月11日に、葉加瀬太郎がロンドンからあの名曲を生演奏する

東日本大震災から1年を迎える3月11日の「情熱大陸」(TBS系)では、宮城県石巻市にある社員28人の小さな地域新聞社「石巻日日新聞」の密着ドキュメンタリーと、葉加瀬太郎の生演奏というコラボレーション企画を届ける。イギリス在住の葉加瀬は「世界は、日本と、被災地とつながっている」というメッセージを込めて、番組オープニング曲「情熱大陸」とエンディングテーマ曲「Etupirka(エトピリカ)」をロンドンから生演奏する。

同番組では、東日本大震災から半年の節目にあたる9月11日の放送で石巻日日新聞社に密着。4000人近い死者・行方不明者を出した石巻市で、輪転機が浸水しながらも6日間にわたって“手書きの壁新聞”を発行した記者たちの「震災半年」を追った。そして今回、東日本大震災から1年を迎える石巻日日新聞社に再びカメラを向け、編集部のある石巻から生中継する。「地域と共に生き、被災者たちの半歩先を歩く新聞」を目指すという彼らが、3月11日付けの号外に一体どんな記事を掲載するのか、自らも被災者である記者たちが現実とどう向き合いながらそれぞれの思いを記事にしていくのかに注目する。さらに、「3・11に起こったことを世界の人々も忘れてはいない」というメッセージを込めて、当日世界各地で開催されている追悼ミサなどの映像も紹介する。

また、ロンドンから生演奏する葉加瀬は、東日本大震災以降、現地でチャリティーライブを開催し続けてきた。当日もロンドンでチャリティーライブを開催する予定。葉加瀬は今回の企画のために「Etupirka」のスペシャルバージョンを制作し、演奏メンバーの中に日本人留学生を加え、歴史に残る演奏を披露する。

制作を担当するMBSの福岡元啓プロデューサーは、「9.11に続き、3.11も情熱大陸の放送日であるということに、何か番組が試されている運命を感じています。日本(被災地)は世界とつながっているということをテーマに、石巻日日新聞と葉加瀬さんのコラボで生中継・生演奏を交えてお送りします。ドキュメンタリー番組の新たな表現にチャレンジできればと思います」と、当日の放送に向けて意気込みを語る。