「カーネーション」のクランクアップにヒロイン3人が集合!

2012/02/25 04:30 配信

ドラマ

「カーネーション」クランクアップセレモニーに参加したヒロインの尾野真千子、二宮星、夏木マリ(写真左から)

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「カーネーション」が、2月24日にすべての撮影を終了し、大阪にてクランクアップセレモニーが行われた。セレモニーにはヒロイン・糸子を演じた夏木マリ、尾野真千子、二宮星、制作統括の城谷厚司らが出席した。

最初に城谷は「昨年の5月にクランクインして約10カ月ですけれども、本当にみんなの情熱に支えられた素晴らしい現場だったと思います。本当に“やり切ったな”という気持ちで終われて、すごくうれしいです」と喜びを語った。

初めてドラマに出演し、11歳の糸子を演じた二宮星は「初めてのドラマで何も知らないのに、スタッフさんとかにいろいろ優しく教えてもらえて、すごく勉強になったし、終わるのが寂しいです。ありがとうございました! 」と素直な気持ちを明かした。

尾野は14歳から60歳の糸子を演じ、「よく“お陰さま”という言葉を使わせてもらうんですが、きょうここに立って、私たち3人はこんなにたくさんの人たちに支えられていたんだなと実感しました。これが“お陰さま”でした。撮影はしんどかったけど、みんなのおかげで楽しかったです」と多くの人の支えで撮影を乗り切ることができたと語った。

最後に、糸子の晩年を演じた夏木は「ちょうど私、ことしが“ロクマル(60歳)”ですので、その記念の仕事始めとして素晴らしい仕事をいただいて本当に感謝しております」と自身にとって記念になる年であることを明かし、「今回ほど演技すること、表現することの原点に立たせていただいたことはないような気がします。ちょっとやり過ぎの芝居をする性格なんですが、今回はヒロインということがあったので、皆さんに助けていただきながら、教えていただきながらやらせていただきました。この1カ月の経験を私なりに生かして精進したいです」と力強く語った。