芦名星、美しさを武器にした女の復讐劇「リベンジ」を語る

2012/02/27 21:58 配信

芸能一般

海外ドラマ「リベンジ」で、主人公のエミリー・ソーンの声を演じる芦名星(c) ABC Studios、(c)Dlife

3月17日(土)に開局する無料BS新チャンネル<Dlife(ディーライフ)>で日本独占初放送となる最新ドラマシリーズ「リベンジ」にて、主人公のエミリー・ソーンの吹き替えを演じる芦名星にインタビューし、声優初挑戦の感想やドラマの見どころなどを語ってもらった。

同ドラマは、アメリカ4大ネットワークの1つ、ABCの目玉番組として昨年9月に放送を開始したドラマシリーズで、ドラマの継続が難しいアメリカのテレビ業界において放送開始1カ月を待たずして、22話までの制作続行が決まった話題作。ニューヨーク郊外の高級リゾートを舞台に、主人公・エミリーが、彼女の父親を破滅に追い込み代わりに街の有力者として成り上がった者たちを緻密な計画と仕掛けで破滅へと陥れていく究極の復讐劇である。

――今回、主人公・エミリーの声優に決まった時の感想を聞かせてください。

オーディションで自分に決まったときは本当にうれしかったです。全22話やるっていう事に対しては、プレッシャーも感じましたね。ご本人が演じられている微妙な声のトーンだったり、微妙なお芝居の違いだったり感情の揺れっていうのを私が声で表現しないといけないという部分に関しては、とっても繊細なお仕事だと思っていたので。

――アメリカで大人気のようですが、どういった要素が見る人をひきつけているのだと思いますか?

やっぱり、復讐するっていうことが分かっていることですかね。何が起こるか分からないから楽しかったりする面があるのに、最後そこにつながっていくことが分かっていても一筋縄じゃいかず、エミリーが苦悩と葛藤している部分とか、いろんな邪魔が入って「うわぁ危機的状況! これはもう逃れられない」と思うことがたくさん起こるところがスリリングだったりするので。あと、エミリー・ソーンっていうのは、役的にもそうですけど、演じられている方(エミリー・ヴァンキャンプ)の表現がものすごくいろんな表情を持たれているので、そういう面も含めて魅力的だなぁと。

――エミリーという女性について、芦名さんはどうとらえていますか?

すごく芯が強い女性だなと思っているんですけど、やっているとけっこう切ないですね。すごく頭が良くて、復讐について何年も自分で下準備をしてるんですけど、予期せぬ事が起こったり、やっぱり人間なので、感情が本当に動いてしまいそうになったり。そのたびに彼女は自分が復讐することを決めた気持ちだったりを何回も自分の中で説いていくんですね。また、復讐の道を歩まなければ普通に幸せなはずが、復讐をすると決めてそれをまっとうしようとするからすごく苦しんだりしていて…涙を流すシーンになると切ないですね。私も一緒に泣いちゃうし。

――普段の演技と声だけで演じることの違いはありますか?

すごい腹筋を使いますね。こういう風に普通に喋っている声でやると、(声量が)足りないんですよ。常にどんな小さなセリフでもすごくおなかから声を出している気分だし、なんかそういった面で全然違います。あと、いつもの自分がお芝居をする時の感情と全然違うので、不思議な感覚なんですよね。この感情を理解できるなと思ってやっていないんです。演じている方とさらにエミリー・ソーンがどう思っているのかを感じようとしているんですよね。いつもはそれを自分の体で取り入れて、お芝居プランを立てていくんだと思うんですけど、それが、出来上がったものに対して自分がそこに入っていくので、不思議な感覚というか、自分のいつもの取り組む、理解する、理解しないじゃなくて、この人のこういう感情でここにいるという事を表現する側なので、基本的に感情的な部分は見たものを感じて私が入っていくので、いつもと違う感じですね。

――今回、声優に初挑戦されて驚いたことなどありましたら教えてください。

台本が変わっているんですよね。台本にカギカッコみたいな、くの字カッコみたいなのが書いてあるとブレスマークとか、1段下がっていることころは回想だったり。アドリブって書いてあるところは、基本的に息なんですね。ハッハッという。最初アドリブって書かれているのを見た時は、私が適当にしゃべるの?と思ったり…普段はそういう事は台本に書きこまれていないので、最初は何のカギカッコ?しかも、カギカッコの中には何も入ってないものが並んでたりするので…それは、初めての体験というか驚きました。

――印象的なセリフはありますか?

「ハーイビクトリア」は毎回緊張します(笑)。「ハーイ」っていうのがすごい多いんですよ。あとは、向こうでは「ジャ~ック」って言うのが、日本では「ジャック」って言うんですよ。でも、「ハ~イ!ジャ~ック」ってやってると、私まで「ハーイ! ジャ~ック」(あれ?何か変…!?)ってなってしまって。あと、お洋服を褒めるんですね。「そのドレス素敵! 」「そのワンピース素敵! 」とか日本では挨拶としては使わないので、どのテンションで言ったら良いのか分からなくて(笑)。それは難しいです。

――最後に読者の方にメッセージをお願いします。

女性がみなさんきっと興味をもっていただけると思っていますし、男性でもきっとドキドキしてもらったり、すごく気持ちを分かってもらえたり。そして、すごく迫力がある主人公なので、男性も女性も本当に年齢問わず楽しんでいただけると思っているので、ぜひ見てもらいたいです!