アニソンの新星歌姫がついにデビュー! 1万223組から選ばれた鈴木このみが思いを語る!

2012/03/05 14:09 配信

芸能一般

この日登場した、鈴木このみと畑亜貴(写真左から)

CS放送、BSデジタル放送のアニメ専門チャンネル、アニマックス(BSデジタルはBSアニマックス)を運営する株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパンが主催したオーディション「アニマックス 第5回全日本アニソングランプリ supported by ひかりTV」の優勝者、鈴木このみのプロデビュー発表記者会見が2月24日(金)に都内で開催。今回、鈴木をプロデュースする、数々のヒットアニメソングを手がけたシンガーソングライターの畑亜貴も登場した。

同アニソングランプリは喜多修平、HIMEKA、佐咲紗花、河野マリナを輩してきた'07年から始まったオーディション。昨年開催された第5回大会では、過去最多となる1万223組の応募者の中から鈴木が優勝(当時14歳)。また、優勝者には新作アニメの主題歌でプロデビューが約束されており、鈴木は畑の指導の下、レコーディングに励みアニマックスで4月16日(月)の夜10時から放送開始になる新作テレビアニメ「黄昏乙女×アムネジア」のオープニング主題歌「CHOIR JAIL(クワイア ジェイル)」にて、15歳でデビューする。

同アニメの原作は月刊「ガンガンJOKER」で連載中の人気コミックで、中学校を舞台にした学校の怪談を題材に、主人公の男子中学生が幽霊の少女と一緒に学校で語り継がれる数々の怪異に迫る。

鈴木は、主題歌について「最初は悲しい感じかと思ったんですが、歌詞を読めば読むほどに希望が見えてくる楽曲だと思いました。『アムネジア』の奥深さと、心の奥底に眠っている希望や未来を表現できるよう歌いました。レコーディングは最初は厳しいなと思いましたが、畑さんと一緒にレコーディングしていると楽曲に対する愛情がすごく伝わってきました」とコメント。

プロデュースをする畑は、楽曲について「歌詞的な意味では、『アムネジア』は少し閉じた感じから始まるので、このみさんには開く部分を表現してもらいたいと思ったんです。まさにこれから、このみさんは歌手としてスタートするので“作品として開いていく、そして本人も開いていく”その両方が表現できるのではないかと歌詞にも、そういう思いを込めました」とアピール。

また、鈴木について「第一印象は今にも飛び立とうとしている、かわいいヒヨコのような女の子です。すごく元気があり、そこをせつない作品で、どう融合させていこうか考えさせられました。また、お姫様扱いしたら、これから先が辛いと思ったので、最初だけどプロの歌い手として接しました」と愛情たっぷりにエールを送った。

鈴木は、将来について「音楽は1人1人の心に残せるものだと思うので、私も人の心に残るような歌を歌えるアーティストになりたいです」と笑顔で語った。