“濃姫”の謎に包まれた半生とは!? 「ドラマスペシャル 濃姫」の見どころを紹介!

2012/03/17 08:30 配信

ドラマ

観月ありさが本格的な時代劇に初挑戦する

テレビ朝日系では、本日3月17日の夜9時から観月ありさが本格的な時代劇に初挑戦するドラマスペシャル「濃姫」を放送。幾多の戦国武将の中でも特に人気が高い織田信長(城田優)の正室・濃姫(観月)の半生を描いたドラマの見どころを紹介する。

同作は、美濃の戦国武将で“マムシ”と呼ばれた斎藤道三(里見浩太朗)の娘・濃姫の謎に包まれた人生にスポットライトを当てた時代劇。政略結婚で信長の正室として尾張へ嫁ぐことになった濃姫は、道三から懐剣を渡され「信長が“うつけ”であったならやつを刺し殺せ」と指示される。しかし、濃姫は「もしかすると、父上を刺す剣になるやもしれませぬ」と強い決意を持って言い返した。その後、尾張へ嫁いだ濃姫は、身なりやさまざまな破天荒な行動など、うわさ以上のうつけぶりを見せる信長にあっけに取られる。そんな中、信長の不遜な態度に腹を立てる弟・信行(平岡祐太)派の連中が信長に対し、不穏な動きを見せ始め、濃姫は敏感にそれを察知して…というストーリー。

主演を務める観月は、同局系のドラマスペシャル「吉原炎上」('07年)「肉体の門」('08年)「鬼龍院花子の生涯」('10年)に続き、名匠・猪原達三監督と4作目のタッグを組む。いずれも過酷な時代に強い意志を持ってたくましく生きる女性を演じ、高視聴率を獲得してきたが、戦国を舞台にした本格的な時代劇は本作が初挑戦となる。また、信長役はさわやかなイケメンから“猟奇殺人犯”まで幅広くこなす若手実力派俳優の城田、斎藤道三を「水戸黄門」(TBS系)などでおなじみの里見が演じるほか、笹野高史、余貴美子、寺島進、柴俊夫、藤真利子らベテラン勢から、平岡や藤澤恵麻らフレッシュな顔ぶれまでが勢ぞろいする豪華なキャスト陣となっている。

本作について、観月は「お姫様の役というのは今回初めてやらせていただきました。今まで信長を描いていた作品というのはたくさんあると思うのですが、信長に仕え、支え、見守り続けた正妻・濃姫に焦点を当てた作品というのはなかったと思います。戦国時代を生きた女性のたくましさというものを感じていただけたらと思います!」とアピール。城田は「日本でもトップクラスの人気を誇る武将を演じるということで、本当プレッシャーがたくさんあったのですが、今のところ周りの方から『信長良かったよ~』と言っていただけているので、ぜひオンエアでその姿を見ていただければと思います」と自信をのぞかせた。

4月からは同局系の水曜9時枠で放送されるドラマ「Answer~警視庁検証捜査官」で刑事役にも初挑戦する観月が、過酷な戦乱の世をたくましく、強い気持ちで生きた謎多き姫を熱演し、視聴者のハートを熱くさせてくれそうだ。