4月14日(土)より日本テレビ系にてスタートの新ドラマ「三毛猫ホームズの推理」の製作発表が3月19日に都内のスタジオにて行われ、出演者の相葉雅紀、藤木直人、大倉忠義、大政絢、尾美としのり、石坂浩二、原作者の赤川次郎、脚本家の大宮エリーが出席した。
今回が初の連続ドラマ化となる赤川次郎のシリーズ累計2600万部発行を誇る人気ミステリー。赤川は「後味の良いドラマになっているので、安心して楽しみながら見ていただきたいです。この作品を今まで映像化する際に一番苦労したのは猫の演技なんですけども、今回のネコはとても素直で助かってます。多分ネコも嵐ファンなんでしょうね(笑)」とあいさつし、会場を和ませた。
主演の相葉が今回チャレンジする役は、血を見ると気絶、高所恐怖症、女性恐怖症という刑事に到底向いてないダメダメ刑事・義太郎。相葉は「義太郎くんは犯人になぜか感謝されてしまう子で、人を疑えないという欠点が良いところにも繋がってる不思議なキャラクターです。新しいヒーロー像、いやヒーローはかっこよすぎかな(笑)、へなちょこ刑事の奮闘劇をぜひ見てください!」と自身の役どころをアピール。また、相方となる三毛猫とは順調に仲を深めている様子で「呼べば来るし、待てって言えば待つ本当に良い子です。中に人が入ってるんじゃないかって思うくらい(笑)」と笑顔を見せた。“一家に一刑事”という家訓を掲げる義太郎一家だが、相葉自身は「おじいちゃんに『保証人にはなるな』と口すっぱく言われて育ちました。もしかしたら何かあったんでしょうね(笑)」と明かし、記者陣の笑いを誘った。
そんな義太郎を温かく見守る家族を演じるのが藤木と大政。「ほのぼの撮影してます」と明かす藤木の言葉通り、3人は会見中も終始和やかな雰囲気。一方、大倉は義太郎の後輩・石津刑事を演じる。石津は大政演じる晴美の“自称恋人”を名乗る男で、大倉が「出世と恋愛の間で変な行動をとるへんてこな奴ですが、くすっと笑ってもらえるキャラクターです。年下の大政さんに『おい石津!』って言われるシーンが度々出てきますが、悪い気分じゃなかったです」とはにかむと、大政も「『おい石津!』って言った後の大倉さんの顔が面白いので注目です(笑)」とアピールした。
ほか、尾美と石坂が脇を固め、義太郎の職場となる警視庁捜査一課を盛り上げていく。さらに三毛猫の化身を演じるマツコ・デラックスもVTRで登場。マツコが「皆さん、私に会ったらシカトしないでくださいね!」と相葉らに呼びかけると、相葉は「化け猫マツコ楽しみにしてます」と笑顔で返した。
豪華俳優陣と大宮エリーのコミカルな脚本で、赤川次郎の名作ミステリーがどんな風に生まれ変わるのか期待したい。
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