3月17日から東京・PARCO劇場で公演中の星野源初主演舞台「テキサス –TEXAS-」の公開舞台げいこが16日に行われた。
同作は '01年に“HIGHLEG without JESUS/長塚JESUS”と銘打ち、河原雅彦率いる劇団「HIGHLEG JESUS」と長塚率いる「阿佐ヶ谷スパイダース」の俳優陣が総出演で初演された舞台。'02年には「演技者。」(フジ系)で、V6の三宅健、岡田准一出演でドラマ化され注目を集めた。'01年の初演の際には長塚圭史が作・演出を務めたが、今回は河原が演出を担当。キャストには、主演の星野をはじめ、木南晴夏、野波麻帆、岡田義徳、福田転球、政岡泰志、伊達暁、吉本菜穂子、山岸門人、湯澤幸一郎、河原雅彦、高橋和也、松澤一之と個性派俳優たちが顔をそろえている。
舞台は主人公・マサル(星野)が、彼女の伶菜(木南)を連れて6年ぶりに実家に帰ってきた場面からスタート。しかし、村では半年前にやってきた比呂島先生(湯澤)の影響で整形が大流行。マサルの姉・聖子(野波)や、次々と現れる友人たちはほとんどが見たことがない顔に変わっていた。そこに東京からマサルを追いかけてきた借金取りの四ツ星(岡田)が現れて…というストーリー。
初演を迎えるにあたって、主演の星野は「ものすごく奇妙なお話ですが、何も考えずに楽しんでいただけると思います。笑ったり怖がったり面白く過ごしていただければ幸いです。2時間出ずっぱりなので、うんこ漏らさないかだけが心配です」と心境を語った。また、長塚と河原は「11年前のあの『テキサス』が幕を開けるというのがいまだに信じられません。大掛かりなうそなんじゃないかとも思うのです。本当だとすると、河原さんの手によってあのうそみたいな荒唐無稽が炸裂してくれるのではないかと。楽しみです」(長塚)、「荒々しい青春時代に長塚圭史くんとコラボしたこの思い入れ深い作品を、魅力的なキャスト陣とともにさらに荒々しく再演することができて感無量であります。のほほんとした日本のどこか片田舎が舞台なのに、全編漂うヒリヒリとした危険な空気はまごうことなきウエスタン風味。2012年版NEWテキサス、今回もかなーりキテます。乞うご期待!」(河原)と、それぞれコメントを寄せた。
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