4月8日(日)放送の「情熱大陸」(MBS/TBS系)で、16年ぶりに再結成したプリンセス プリンセスを特集。80年代後半から90年代にかけて「ダイアモンド」「世界でいちばん熱い夏」「M」をはじめ、数多くのヒット曲を世に送り続けたプリプリ。番組では、彼女たちが復活ライブに向けて奮闘する様子や、40代後半になったメンバーたちそれぞれのプライベートにも密着する。
東日本大震災をきっかけに、メンバー同士が安否確認のため久々に連絡を取り合っていく中で、自然と「何か自分たちにできることはないか?」と考えるようになり、復興支援のために再結成を決意。「やるからには同窓会的なものではなく、16年前以上の演奏を目指そう」と、それそれ忙しいスケジュールの合間に練習を続け、3月20日に再結成後初のライブを行う。2万人の観客を前に熱いパフォーマンスを届けた彼女らの舞台裏を独占取材。
さらに、結婚、出産を経験し子育てに忙しいメンバー、離婚して独身で働くメンバーなど、それぞれの“いま”がわかるプライベートを追う。俳優の岸谷五郎と結婚し小学生2人の母となったボーカルの岸谷(奥井)香、解散後もインディーズで音楽活動を続けているギターの中山加奈子、映画監督で俳優の利重剛と結婚し出産後は趣味のガーデニングや木工を楽しんでいるというキーボードの今野登茂子。音楽学校の副校長として全国を飛び回るリーダーでベースの渡辺敦子、2児の母となり、ゲームに熱中する息子に小言を繰り返す毎日というドラムの富田京子。'96年の解散後、別々の道を歩み、ほとんど会うことがなくなっていったという彼女らの普段の生活に迫る。
同番組の大島新プロデューサーは、「子育てに忙しい者、結婚しているが子供はいない者、バツイチ独身、仕事はバリバリ、仕事はたまにやるなど、いまの40代女性のさまざまな生き方がそろっているプリプリ。90年代も珍しい存在だったガールズバンドが、16年の時を経て、いまだ誰も通ったことがない道を切り開くさまは、多くの女性たちに勇気と共感をもたらすでしょう」と見どころを語る。日本の音楽シーンの頂点を極めた彼女たちが、それぞれの生活や事情を背負いながら全身全霊をかけて演奏する姿は必見。16年という時を経て、再びステージに立った伝説のロックバンドのいまに注目したい。
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