テレビ朝日系で、4月26日(木)からスタートするドラマ「Wの悲劇」の主題歌が平井堅の「告白」に決定したことが分かった。主演を務める武井咲は「平井堅さんが書き下ろしてくださったなんて、とてもうれしいです。私が演じる主人公の摩子の気持ちに寄せて書いてくださった感じがしました。このドラマをどう彩ってくれるのか楽しみです!!」と胸を躍らせた。
同ドラマは、お互いの人生を入れ替えたうり二つの女性が、さまざまな事件や悲劇に巻き込まれていく夏樹静子の同名小説が原作のミステリー。映画やCMに引っ張りだこの人気女優・武井が大財閥に生まれ何不自由ない生活を送る令嬢・摩子、ショーパブで清掃のアルバイトをしながら人を欺いて生きるさつきの二役を演じる。
「告白」は、大ヒットシングル「楽園」('00年)、「哀歌(エレジー)」('07年)、「アイシテル」('10年)に続く“悲哀”がテーマの作品。先日惜しまれつつ解散した東京事変のベース・亀田誠治がプロデュースと編曲を担当している。「瞳をとじて」('04年)、「POP STAR」('05年)など、平井のヒット曲も数多く手掛けてきた“ヒット請負人”と再びタッグを組み、ゴールデンコンビがドラマを盛り上げる。また、挿入歌も平井が担当することが決定。'84年に公開された映画版「Wの悲劇」の主題歌「Woman“Wの悲劇”より」を優しさあふれるアコースティックアレンジでカバー。このドラマで“愛に縛られた少女”と“愛に飢えた少女”の二役を演じる武井の、“白と黒”そして“オモテとウラ”という誰もが持つ人間の二面性を平井が優しい歌声で代弁する。
主題歌を担当することになった平井は「“どこかに一筋の希望の光を”そう意識して普段は曲を書くようにしているのですが、今回は誰もが心のどこかに持つ『絶対的闇』『圧倒的絶望』をテーマに作りました。正直、こんなに書いていて辛くなる曲は初めてでした。まるで歌の主人公が自分に乗り移ったかのように。だけど、『到底かなわないもの』があるからこそ、人は希望を捨てることも絶対にできないのだと。『愛を求めながらも、手に入れることができない、絶望的なまでの苦しみ、悲しみ』を女性の立場から描いた曲。どこかのフレーズに『あ、分かる分かる』なんて思っていただければ、非常にうれしいです」とコメントを寄せた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)