長谷川京子「片桐ハナ子を他の誰かがやるなんて許せない!」と激白

2012/04/05 23:15 配信

芸能一般

山崎銀之丞、長谷川京子、中村蒼、武田義晴(写真左から)

つかこうへい作の舞台「熱海殺人事件NEXT~くわえ煙草伝兵衛捜査日誌~」の公開ゲネプロが、4月5日、東京・紀伊國屋ホールで行われた。ゲネプロ前に、出演者の山崎銀之丞、長谷川京子、中村蒼、武田義晴が登壇し、記者発表会を開催した。

同公演は、'11年2月に行われた公演の再演。

約1年ぶりの公演について山崎は「昨年もやらせていただきましたが、この作品は、つかさんの代表作で、とても憧れの作品です。木村伝兵衛役をやらせてもらうのは、役者冥利につきます」とあいさつ。

出産後、初の舞台となる長谷川は「いろいろ落ち着いていない中での本番ですが、再演の話を昨年の夏くらいにいただいた時に、『絶対、何が何でも参加させていただきたい』と思っていたので、なんとか頑張って、頑張って、ここまで来たという感じです」と明かし、「この作品に出合えたことが、私にとって大きな起点となりました。この舞台をやらせていただいて、お芝居の楽しさが分かったので、『片桐ハナ子を、別の誰かがやるなんて、そんなこと許せない!』って思って(笑)」と思い入れを告白した。

また、公演のこだわりについて「いかにエネルギーの出力をMAXで出せるかということに集中しています」(山崎)、「スピード感とエネルギーが重要。MAXのパワーで、お芝居を続けていくことで、ハナ子のキャラクターが生まれると思う」(長谷川)、「この芝居は体力勝負なので、体力作りが全て。あとは、僕の役が下品な男の役なので、普段から下品なことを考えるようにしています(笑)」(武田)、「稽古を重ねていって、(演じる)金太郎に近づけていきました」(中村)と、それぞれ語った。

最後に、山崎は「昨年のキャストに加え、中村蒼くんを大山金太郎に迎えまして、また違った『熱海殺人事件』になっていると思います。ぜひご期待いただいて、お楽しみいただければと思います」とPRした。