無料新BSチャンネルのDlifeで放送中の海外ドラマ「リベンジ」の主演を務めるハリウッド女優のエミリー・ヴァンキャンプが初来日し、同ドラマで共演する真田広之と共に、4月25日に都内で行われたトークイベントに登場した。
同作は、全米で1000万人以上が視聴し、放送継続が難しいといわれるアメリカのドラマ業界において、放送開始1カ月を待たずして22話までの制作続行が決定した話題作。主人公エミリー・ソーン(ヴァンキャンプ)が、自分の家族を崩壊させた者たち一人一人に復讐(ふくしゅう)をしていくという内容で、真田は主人公エミリーの復讐(ふくしゅう)を助けるために訪れた謎の日本人投資家・タケダ役として、5月12日放送の第9話以降に出演する。
ヴァンキャンプは真田の第一印象について「武術のシーンや日本語のシーンを完璧にできるようにリードしてくれた。ドラマでも先生と生徒という役柄だったけど、プライベートでも先生と生徒になって日本語や武術を教えてくれた」と秘話を交えてコメント。一方、真田は「(ヴァンキャンプは)自分の役に責任を持つという力強さを感じた。劇中は厳しい表情や悲しい表情が多いが、普段は明るくて、スタッフたちと笑い転げている。カメラの前以外では笑顔が印象的。(日本語の覚えが早く)優秀な生徒さん」とコメントし、ヴァンキャンプを褒め称えた。
また、作品のタイトルでもある“リベンジ”について、ヴァンキャンプは「以前は(リベンジは)悪いものと考えていたが、追求していくと白黒で片付けられないグレーゾーンだと思った。彼女(エミリー)に共感してもらえるように演じたいし、演じていてとっても楽しいキャラクター」と答え、自分の育った環境とは全く違う役にやりがいを感じている様子だった。さらに、世界に活躍の場を広げる真田は「(出演する作品の)毎作毎作がリベンジ。どんな作品でもベストを尽くすが、終わった途端にこうもできたなと思ったりもするので、その反省や悔しさを次の作品にぶつけてクリアしていく」と役者らしいリベンジの仕方を明かした。
最後に、今後の「リベンジ」の展開について「回を増していくごとに面白くなる。主要なキャラクターでさえ信頼していいのかわからないミステリーが入っているので、楽しんでもらえる」(ヴァンキャンプ)、「それぞれのリベンジが複雑に絡んでいって、彼女がどう笑顔を達成していくのかを期待していただきたい。自分の役も過去が徐々に明らかになっていく。特に後半、急展開するので一話もお見逃しなく」(真田)とドラマをアピールした。
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