テレビ朝日では、5月7日(月)より“永遠の若大将”こと加山雄三が街をぶらりと旅する番組「若大将のゆうゆう散歩」がスタートする。前週まで同枠の散歩番組を務めた地井武男が、心臓疾患による長期休養を余儀なくされたことにより、“後任”として「ちい散歩」のテイストを踏襲して街歩きをしていく。
大ヒット映画「若大将シリーズ」などで、ありとあらゆるチャレンジを経験してきた加山にとって、いまだ体験していない“大冒険”が街の散歩だった。下町の路地裏や、駅前の商店街など、何げない街の風景は、大スター・加山にとって“未知との遭遇”でもある。探究心旺盛な加山が少年のように目をキラキラ輝かせながら、好奇心の赴くまま街の散歩にチャレンジ。毎回、駅などのランドマークを起点に出発し、好奇心に誘われるまま自由に歩きまわり、新たな発見や出会いを楽しむというロケスタイルで、人々との出会いに感激しながら軽やかに歩く加山の姿を通し、視聴者に散歩の楽しさを伝えていく。「街で元気に頑張っている人を見ると、応援したくなる」という加山が、前向きに頑張る人を「君こそ“街の若大将”だな!」とたたえたり、偶然出会った女性たちに紳士らしく団子をお裾分けするなど、チャーミングな人柄を発揮し気さくに交流を広げていく様子が見どころだ。
番組について、加山は「とにかくこういう番組は初めてなんですけど、ちょうど運動不足な私を盛んに攻撃する家族がおりまして(笑)。たまたまこういう歩く番組をいただけたというのは天からの大きな贈り物だと思っています。自分自身もいろんな街を歩いてみたい、でも今までそういうチャンスがなかった、いろんな人に会ってみたい、でもなかなかそういうチャンスがなかった、最初は浅草から歩き始めたんですけど、すごく親しみを持って皆さん声を掛けてきてくれて無償の喜びを感じました」とうれしそうに振り返った。
今後、行ってみたい場所については「そこら中歩いたことがないから、車で通り過ぎるばっかりで(笑)。ほとんど宝物探しのようにそこら中行ってみたいよ。本当に山ほど行ってみたいところがあるよね。問屋街とか、魚河岸みたいな人がたくさん集まるところとか、秋葉原なんて昔は乾物屋がたくさんあったところへ行くと郷愁と共に、不思議な気持ちになるんだよね。ふと昔を思い出したり、『今でもこういう店があるのか』というのと『こんなに変わっちゃったんだ』というので、時の流れを感じたり。そうそう、品川にのりの専門店があってそこも行ってみたいね。良いのりと悪いのりの見分け方を教えてもらいたい。知りたいことがたくさんあって、それを知るためにいろんな場所に行ってみたい。逆に視聴者の方からも『ああいうところに加山雄三を行かせたら面白いんじゃない?』っていうアイデアを募集してみたいね」と明かした。
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