トヨエツ・愛菜ちゃんW主演！ 若年性アルツハイマーと闘う父娘を描く!!

フジテレビは、毎週日曜夜9時から放送している「ドラマチック・サンデー」枠の次回作を発表した。タイトルは「ビューティフルレイン」。豊川悦司と芦田愛菜がダブル主演を務め、若年性アルツハイマーをテーマに親子愛を描く。

豊川は、約13年ぶりにフジテレビの連続ドラマ出演となる。一方、芦田は、同枠ドラマ「マルモのおきて」('11年)で大ブレーク。社会現象まで巻き起こした人気子役。

今回の出演について豊川は「もう13年もたったのかというのが率直な感想です。フジテレビの新しい世代のスタッフと仕事することを、今はとても楽しみにしています」とコメント。また娘役の芦田については「芦田愛菜さんは誰から見ても、今一番輝いている女優さんの一人です。胸を借りるつもりで、真正面からぶつかっていこうと思います」と共演を楽しみにしている様子。「親子の絆、家族の絆、地域の絆、今あらためて問われることの多いテーマを、テレビドラマという形を通して、視聴者の皆さんと一緒に感じていけるような、そういう作品を目指して頑張りたいと思います」とメッセージを送った。

一方、芦田は「また連続ドラマにしゅつえんすることができて、すっごくしあわせでうれしいです。今までにえんじたことのない、とってもむずかしい役ですが一生けんめいがんばります」とコメント。父親役の豊川については「大好きなはいゆうさんなので、いまからワクワクしています。ほんとうのおとうさんみたいにいろいろとおしえてもらいたいです」と期待を寄せた。「げつようびから、がっこうやおしごとをがんばってもらえるように、たくさんのかたにみていただきたいです」と視聴者にメッセージを送った。

豊川についてフジテレビ編成企画・鹿内植氏は「豊川さんの子供に向ける優しい瞳、子供と一緒になってはしゃぐおちゃめな姿を純粋に見たいと思いました。娘、仲間、仕事、そして病に立ち向かう姿を繊細に完璧に演じていただけると確信しています」と語り、芦田については「父親を思う娘の微妙な心の動きを、今回は子役としてではなく、“いち女優”として芦田さんに演じてもらうことで、また新たな彼女の魅力が見られるのではないかと楽しみにしています」とダブル主演起用の理由を明かした。

物語は、“若年性アルツハイマー”と診断された圭介(豊川)と娘の美雨(みう)(芦田)の日常を描く。妻と死別して以来、美雨と二人で暮らしてきた圭介が、ある時期から物忘れが多くなり、記憶の断片が曖昧になり、子育てに疲れているからと自分に言い聞かせてきたものの、若年性アルツハイマーと診断されてしまう。美雨も次第に父親の異変に気付き始めるというストーリー。

圭介が勤める職場の後輩職人・三浦翔平、圭介の先輩工員・でんでん、その職場の社長・蟹江敬三、若年性アルツハイマーと診断し、主治医となる医師・安田顕らも登場する。