鈴木福が「一休さん」でゴールデン初主演！

人気子役の鈴木福が、スペシャルドラマ「一休さん」でゴールデンタイムのドラマ初主演を果たすことが分かった。

「一休さん」は、便利なものが何もなかった室町時代を舞台に、知恵やとんちを生かし助け合いながら明るく生きた人々の姿を、臨済宗（りんざいしゅう）の禅僧である一休宗純（いっきゅうそうじゅん）を中心に描くハートウォーミングな物語。「友情」「師弟愛」「親子愛」を描いた3本を、2時間のオムニバスドラマとして放送する。主人公の“一休さん”を演じるのは、ドラマ「マルモのおきて」（'11年フジテレビ系）で一躍ブレークし、現在は日本中のアイドルとして大活躍中の鈴木福。さらに、一休のことを気にかける少女・さよちゃん役を小林星蘭、一休のライバル・ニセ一休役を二宮星が演じる。

鈴木は「一休さんを演じると聞いたときは『え、坊主!?』と思いましたが、カツラや袈裟を着た自分を見て『一休さんだ！　面白い！』と思いました。役作りのために修行を半日したんですが、ずっと坐禅を組んでいたので足がしびれてしまって…お坊さんは大変だなと思いました」と笑顔で振り返り、「僕と一休さんの似ているところは『慌てない、慌てない』とのんびりしているところ。笑顔で元気よく頑張りたいので、楽しんで見てください！」と見どころをアピール。一方、フジテレビ編成部・吉田豪プロデューサーは「アニメの印象が強い『一休さん』ですが、その根底には弱きを助ける心や人を思う心など、子供はもちろん、大人が見ても十分見ごたえのある壮大な物語になっています。今回は子供らしい、福くんならではのお茶目な一休さんになれば、と楽しみにしています」と期待を寄せている。

スペシャルドラマ「一休さん」は、フジテレビ系で6月に放送。なお、主題歌は鈴木が歌う「証城寺（しょうじょうじ）の狸囃子」の替え歌に決定している。