田中麗奈「前向きになれた」。笑って泣ける大人のラブコメがスタート!

2012/05/29 17:36 配信

ドラマ

ドラマ「恋愛検定」試写会に登場した田中麗奈

NHK BSプレミアムで6月3日(日)にスタートする新ドラマ「恋愛検定」の試写会が5月29日に都内で行われ、第1回の主演を務める田中麗奈が登場した。

本ドラマは、恋に悩む男女の前に恋愛の神様が突然「恋愛検定」をしに現れ、被験者が自らの愚かさや思い込みが恋の障害になっていることに気付き、“恋する力”を高めていく1話完結のラブコメディー。第1回は「自称恋多き女」役を田中が、以降、マイコ、武田真治、木村多江がそれぞれ主演を務める。全4回を通じて“恋愛の神様”をほっしゃん。が熱演。“恋愛の神様”と言えど、具体的なアドバイスや出会いを与えることはなく、そもそも検定など面倒でやる気がない、新しい神様の姿を提案していく。

田中が演じるのは、恋愛にも仕事にも自信過剰な女性、辻恵理子。その人物像を、「(演じてみて)とても一生懸命で何事にも気持ちを持って前向きにやっていくんですけれども、その姿が滑稽で哀れで情けなくて。でもそれが、すごく“生きてる”というか青春というか、彼女のズッコケぶりも愛すべきところなんじゃないかと思いました」と感慨深く語った。また、恵理子のせりふで印象に残ったものを尋ねられると「『これが私なの! この私で勝負するしかないの!』というところですね。私らしい生き方(を大切にする)というのがたくさんの女性にとって勇気になる言葉で、自分にとってもすごく大切にしたいせりふでした」と振り返った。

作中で恵理子は見事なフラメンコを踊るが、田中は全くの初心者からフラメンコを始めたという。「最初に先生の踊りを見て、『これは無理かもしれない』って思いました。今までお仕事でスポーツや楽器などいろいろやってきましたけれども、フラメンコは音楽も初めて聞くものでしたし、ステップも手の動きも全て別世界のものでした。でもなんとかくらいついて必死にやりました」と厳しい練習だったことを告白。だが撮影が始まってからは、「恵理子が体の中にいたので『できるできる!』って思って。恵理子から前向きになる力をもらいましたね。最後の方は、こういう降り付けにしたいとか、こういう方が恵理子っぽいかなとか言えるようになれたかなと思います」と笑顔でコメント。

イベントの途中には、前週に誕生日を迎えた田中に誕生日ケーキのサプライズもあり、「歳を重ねるとサプライズに出会う機会が少なくなるので、どんどんうれしくなります」と喜ぶ姿も見せた。