絶世の幸薄美女役！ 菜々緒、ドラマ初出演で初主演

7月スタートのフジテレビ系土曜ドラマ（毎週土曜　夜11:15‐11:55）が「主に泣いてます」に決定し、菜々緒がドラマ初出演にして主演を務めることがわかった。

同作品は、東村アキコ原作の漫画「主に泣いてます」（講談社モーニング）をドラマ化したもの。東京の下町を舞台に、美し過ぎるが故に、まともに生活することができず孤独に生きる、究極の幸薄美女・泉を巡る多角関係を軸に、報われない片思いを切なく、等身大に描く人情活劇。

菜々緒が演じる紺野泉は、彼女を見たほとんどの男性が一目ぼれするほどの美貌を持つが、その美しさ故に、男性にはほれられ、女性には妬まれるため社会から隠れるように生きている幸薄な女性。人気油絵画家・青山仁（風間トオル）の愛人で、仁と一緒になることを一途に願っている。

ドラマ初出演＆初主演について菜々緒は「最初お話を聞いた時は『まさか!?』と、本当にびっくりしました。『演技自体が初めてなのに、主演って一体どういうこと?!』って」と戸惑いながらも「モデルも一種演じる仕事ですので、そういう点から共通点を見つけて取り組んでいきたいと思います。スタッフ、他キャストの皆さんと共に、私のできる最大限の努力をして、一緒に作り上げていきたいです」と意気込みを語った。さらに、絶世の幸薄美女・泉を演じるにあたって「泉本人の控えめな性格と私の性格は実は真逆。泉という女性を表現しきれるか、不安なところもありますが、正直そこにやりがいを感じています」と明かした。

また、泉に思いを寄せる生真面目な美大生・赤松啓介をKAT-TUNの中丸雄一が演じる。赤松の自制心と戦いながらも、泉に引かれていく姿も見どころの一つ。

中丸は「原作が非常にユーモアにあふれている作品なので、その世界に参加できると思うと大変うれしく思います。一方で、リアルな人間関係の描かれ方もとても魅力的な作品だと思うので、その点は原作に負けないように共演者やスタッフの皆さんと作り上げていけたらと思います」と告白。菜々緒の印象について「とにかくスタイルがいい。泉の印象とかぶる点が多いので、撮影が楽しみです」と語った。