キスマイ・北山宏光がインド横断を達成した思いを語る

2012/06/15 19:22 配信

バラエティー

北山宏光直筆の番組ロゴ(c)NTV

7月2日(月)より日本テレビにて「J'J Kis-My-Ft2 北山宏光 ひとりぼっち インド横断 バックパックの旅」が放送されることが分かった。

同番組は、ことし1~3月に放送され、話題を呼んだ山下智久出演の「ルート66 たった一人のアメリカ」に続くジャニーズの旅ドキュメンタリー第2弾。今回、「もっともっと男として成長したい。人見知りしない自分になりたい」と願い、自分を変える決意をした北山が向かった先は、多くのバックパッカーたちが訪れる“インド”。北山はわずか1万円の所持金を手に、8日間でデリーからコルカタまでのおよそ2945kmを宿の手配から交通手段まで全て一人で行いながら横断を目指す。また、書道8段の腕前を持つ北山は、毎日その日の思いを「書」にしたためていく。

アイドルとしてでなく“一人の人間”として旅をし、一皮むけて帰国した北山。記者陣に向けて、旅を通して感じた思いを赤裸々に告白した。“人見知り”をかねがね気にしていたという北山は、「言葉の通じないインドの人たちと、表情とパッションだけで会話をしながら旅をして、人見知りを直すだけでなく、自分がどういう人間なのかを探ることができた、そういう旅でした」と言葉を選びながらしみじみと振り返る。また、ストリートチルドレンなどを目の当たりにし、「東京にいる自分はすごく便利で、食べたいものは食べられるし、暑い時には冷たい物を飲める。インドでは、明日死ぬかもしれないという状況の中、生きている人たちがたくさんいて、自分は『生きていかなくてはいけない』と強く感じました。人としても、芸能人としても強く生きていかなくてはいけないのだと思います」と、“インド”という日本とは真逆ともいえる土地で強く“生”について考えさせられた様子を明かした。

また、旅のターニングポイントになったのは、インドの代名詞ともいえる“ガンジス川”だという。北山は、ガンジス川で一人の僧侶と出会う。インド人の生活排水がすべて流れているガンジス川。そこで毎日沐浴(もくよく)を行う僧侶に対し、「汚いと思わないのか?」という素朴な疑問を投げ掛けた北山は、「あなたは汚いと思っているかもしれないけれど、僕は歴史があって文化があって全てが詰まっている神聖な場所だと思っている」と言葉を返され、強く感銘を受けたという。その後、北山自身も人生初の沐浴を行う。

旅の全日程を終え、「自分の知らないことだらけだった。インドの田舎を歩いている時に、今見てる景色やこの一歩は、一冊の教科書よりも重いと感じました。自分が何も知らないと思うとわくわくしてきて、年に一度は自分の知らない土地に旅したくなった」と語る表情はとても晴れやか。また、「メンバーの千賀健永に『俺も旅してみたい』とうらやましがられた」と笑う一幕も。

なお、北山同様インド経験のあるナオト・インティライミ、天野ひろゆきとの帰国後の対談の様子も番組内で放送される。

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