「向いていない…」“カメレオン”俳優・高良健吾の苦悩と涙

2012/06/21 16:00 配信

芸能一般

高良健吾は「演じることのつらさ」を吐露する

6月23日(土)、30日(土)に放送されるNHK BSプレミアムの「裸にしたい男」で、高良健吾を特集する。

同番組は、俳優やタレントの人気の秘密や創作の舞台裏、知られざる素顔に迫り、玉木宏、佐藤健を取り上げてきた。また、女性版の「輝く女」では北川景子、井上真央の密着も。

今回は、作品ごとに全く異なる役を演じてみせる俳優・高良健吾に約半年間、密着取材。幾つもの顔を持つ彼は“カメレオン”とも称され、'12年のエランドール賞・新人賞を受賞。だが、周囲の評価や人気が高まる一方で、高良は「向いてないから、辞めたいって思ったことがあった」と吐露し、苦悩していた日々を打ち明ける。また、連続ドラマ初主演作となったドラマ「罪と罰―」(WOWOWプライム)では、“人はなぜ人を殺してはいけないのか”というテーマを描き、“苦悩する犯罪者”という難しい役を演じた高良。カメラテストと本番を合わせ、20回以上、女子高校生にナタを振り下ろした高良は、撮影の合間にナタを握ったままぼうぜんと立ち尽くす姿も。そこには「気持ちで芝居をする」ことを信条に、「殺人者の気持ち」に寄り添った“実力派俳優”としての苦しみが見えた。ドラマ撮影最終日、不器用に一生懸命、役と向き合ってきた高良は思わず涙を流す。

6月30日(土)の後編では、24歳の一人の若者としてのプライベートな休日を追う。'11年に初めて体験したスカイダイビングにはまったという高良は、久々のオフで「スカイダイビングがしたい」と熱望し、アメリカ・セドナへ向かう。セドナの大空を舞った高良は、「もっと飛んでいたい!」と3回連続でダイブし、大はしゃぎ。グランドキャニオンでは、2泊3日のキャンプを体験し、頭も心も“丸裸”になった高良の姿をとらえる。

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