ワーナー・ホーム・ビデオは、海外ドラマ「CHUCK/チャック サード・シーズン」ブルーレイ&DVDを6月6日にリリース、同時にDVDレンタルとオンデマンド配信を開始した。リリースを記念して初来日した主人公・チャック役のザッカリー・リーヴァイにインタビューを行った。
同作は、家電量販店“バイ・モア”のパソコン修理コーナーに勤めるコンピューター・オタクの青年チャックが、“時給11ドルで世界を救う”第一級スパイ・アクションドラマ。チャックは、友人から送られてきた1通のメールを開いたことで、国家機密の全データ「インターセクト」が脳にダウンロードされてしまう。それ以来、表向きは店員を続けながらテロや暗殺などの陰謀を阻止する、という奇想天外な設定と先の読めないスリリングな展開で人気を集めている。
――最初に、シーズン3の見どころをお聞かせください。
シーズン1、2に引き続き、アクション、ドラマ、お笑いが満載で、とにかく楽しいシーズンになっています。あとは豪華なゲスト陣も見どころで、クリスティン・クルック、ブランドン・ラウス、スコット・バクラに出演してもらったのですが、誰がどんな役をやるのかはまだ秘密です!
――全米では最終シーズンとなるシーズン5の放送が終了しましたが、これだけ長くシリーズが続いた理由をどう分析しますか?
このドラマは、他にはない非常にユニークな作品だと思います。いろんなジャンルが融合されていて、コメディーやアクション、ドラマの要素が盛りだくさんで、一言で言うなら“アクション・ドラメディー”ですね(笑)。あとは、キャラクターに共感できる部分が多く、親しみやすい“いいヤツら”が出ていることも魅力だと思います。さらに、このドラマはファンが熱心にサポートしてくれるんですよ。実は、シーズンごとにキャンセルの危機を迎えていたんですけど、そのたびにファンたちが立ち上がって、応援してくれたんです。
――これまでチャックを演じてきて、ご自身と似ているところはありますか?
今回日本に来て、実は“オタク”という言葉を学びました(笑)。まさにチャックも僕もオタクで、ビデオゲームや技術系のこと、漫画が大好きで、そういった点は共通していますね。それと、友達と家族を大事にするところや、善のために戦う姿勢もチャックと同じだと思います。
――撮影中に大変だったことや、現場の雰囲気についてお聞かせください。
どのシーンも難しかったですね。やらないといけないことも多いし、時間も非常に限られていたので大変でした。でも、そんな中でもキャストもスタッフも仲が良かったので、うまく協力しながら作り上げていきました。現場の雰囲気は本当に和気あいあいとしていて、みんなで歌ったり踊ったり、とにかく“人生を楽しむ”ような気持ちで臨んでいましたね(笑)。
――最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。
日本の皆さんにとって、このシリーズはもう3年目になりますが、チャックと僕自身をサポートしてくれて本当にありがとうございます。あと数年残っているので、ぜひ最後まで見て、応援してください。僕たちがドラマを作り終えた時に感じた満足感を、皆さんにも感じてもらえたらと思います。これからも、また新しい企画を作っていきたいと思っているので、日本の皆さんに受け入れてもらえるような作品を作って、また日本に、秋葉原に戻ってきたいです(笑)!
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