指原莉乃主催「ゆび祭り」が日本武道館で開催! アイドル10組が豪華競演!!

2012/06/26 04:15 配信

芸能一般

最後に全員でAKB48の「ヘビーローテーション」を熱唱! 指原莉乃は前田敦子のパートを担当

HKT48の指原莉乃がプロデュースし、本人をはじめアイドリング!!!、私立恵比寿中学、SUPER☆GiRLS、東京女子流、乃木坂46、ぱすぽ☆、Buono!、ももいろクローバーZ、渡り廊下走り隊7の全10組のアイドルが日本武道館に集結した一大イベント「指原莉乃プロデュース 第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」が6月25日に開催され、満員の約8000人のファンが熱狂した。このイベントは5月2日に発売された指原のソロデビュー曲「それでも好きだよ」に封入された応募券をはがきに貼って応募して当選した人と、各出演アイドルのサイトでの募集に応募して当選した人が参加でき、チケット代は指原の愛称・さしこにちなんで345円という異例のライブ。ライブに先駆けてスタートした各アイドルのグッズ販売の開始時刻が昼3時3分45秒、開場時刻が昼5時3分45秒、開演時刻が夜6時3分45秒と‘345(さしこ)’にこだわったイベントとなった。

まず初めに指原は「たくさんのご心配をおかけして本当にごめんなさい。きょうのこのイベントに出させていただけるか不安だったのですが、皆さんのご理解と応援で、どうにか出させていただくことができました」とお詫びと感謝をの意を述べ、続けて一緒にMCを担当するイジリー岡田が登場。指原は「山ちゃん(山里亮太)じゃ駄目だと思ったので、そうなると、みんなのことをいじってくれるイジリーさんかと」と人選の理由を語ると、会場から拍手が起こった。その後、各アイドルが50音順に登場。ライブの披露順は、「全員のパフォーマンスを見てから歌いたい」という指原の10番以外は直前まで決まっておらず、各アイドルのスタッフがくじ引きで決め、順番が発表されるたびにアイドルたちからも歓声が沸き上がった。また、セットリストは各アイドルの持ち時間10分の中で自由に任されており、3曲歌うグループや、2曲にしてトークを長めに行うグループなど、個性あふれる内容となった。

1番手には私立恵比寿中学が登場。「放課後ゲタ箱ロックンロールMX」を歌い、「『king of 学芸会』を標榜しているので、『学芸会』という言葉をはやらせたい」と語った。続いて登場したのは、「それでも好きだよ」と同日発売で、売上対決を繰り広げた乃木坂46。生駒里奈が「同日対決をさせていただくことで、指原さんと一緒に番組に出ることが多く、バラエティー慣れしていない私たちにいろいろアドバイスしてくださって、勉強になりました」と話し、その同日対決で勝利した「おいでシャンプー」などを披露した。

3番手にはぱすぽ☆が登場し、史上初の女性グループオリコンウィークリーシングルチャート初登場1位を記録した「少女飛行」などを熱唱。3曲目の「マテリアルGirl」の前には、奥仲麻琴と増井みおによるサビの振り付け講座があり、ぱすぽ☆のことをよく知らないファンも巻き込んで、会場が一体となってフリコピを行って盛り上がった。4番手は渡り廊下走り隊7。指原が先日まで所属していたAKB48の仲間ということで、トークも和気あいあいとしていたが、一番存在感を示したのは、きょう集まったアイドルの中で最年長、26歳の浦野一美。他のメンバーからも「26歳なのにアイドル祭りに出られて良かったね」といじられながら、最新曲の「少年よ 嘘をつけ!」などを歌い上げた。

5番手はももいろクローバーZで、6月27日(水)に発売する「Z女戦争」などを歌うかたわら、高城れにが「ギルガメッシュ ナナナナイト!」とイジリー岡田を逆にいじる一幕も。6番手は東京女子琉。12月22日(土)にはここ日本武道館で単独ライブが決定しているということで、他のアイドルのファンにも来てもらえるようにと「おんなじキモチ」など3曲でその存在感を見せつけた。

ここで、イジリー岡田が「どうしても外せない寝起きドッキリの仕事」があると告げ、退場するというハプニング。1人になった指原が不安になるものの、アイドルのライブは着々と進行し、7番手のSUPER☆GiRLSが登場。7月4日(水)発売の「プリプリ SUMMERキッス」などの3曲で会場を盛り上げ、宮崎理奈が「アイドル戦国時代と言われていますが、私たちもがんばります!」とあいさつした。

8番手はBouno!。最近バラエティーなどで大活躍の“ももち”こと嗣永桃子は「きょうはももちのためにお集りいただき、ありがとうございます。たくさんのアイドルの中でももちが一番かわいいけど、許してニャン」と、お決まりのあいさつをかましながら「初恋サイダー」など3曲を歌い切った。9番手は10組の中で最多の21人で臨んだアイドリング!!!。こちらも最近バラエティーに引っ張りだこのあみみこと菊地亜美が「アイドリング!!!を知らなかったり、知ってても『興味ねぇ』っていう人もいると思いますが、人数では圧倒してるし、よくみると結構かわいい子とか埋もれてるし、スタイルはあまりよくないけど…よろしくお願いします」と、自虐的なあいさつで笑いをとりながら、8月8日(水)発売の「One Up!!!」など3曲を力の限り客席へ届けた。

最後に指原が登場し、「それでも好きだよ」に加え、新曲「意気地なしマスカレード」を初披露。前作も発売日が長期間未定だったというエピソードとともに、「今回も発売日はもちろん、発売するかどうかも未定なので、みんなで秋元(康)さんにお願いしてください!」とアピールした。

さらにアンコールでは、指原が自らがあこがれているという松浦亜弥の「Yeah!めっちゃホリデイ」を選曲。途中ではるな愛がサプライズで乱入し、最後には二人並んで“あやや”ばりにノリノリで歌っていた。全く聞かされていなかったという指原はビックリしていたが、「きょうは松浦亜弥さんの誕生日なので、もしかしたらご本人がサプライズで登場してくれるかと思っていたところもありましたが…はるなさんだったら、サプライズでもないから事前に教えておいてくれてもよかったですよ!」と喜びながらも微妙な胸の内を明かした。

ラストは、全員でAKB48の「ヘビーローテーション」の大合唱。センターの大島優子のパートを渡辺麻友が、その渡辺のパートをアイドリング!!!の橋本楓が、指原は前田敦子のパートを担当するといったように、選抜メンバーのパートを各アイドルの代表が担当するというお宝バージョンに、会場は大盛り上がりとなった。