7月10日(火)夜9時よりフジテレビ系で始まる新ドラマ「息もできない夏」の劇中歌に、グラミー賞歌手・アデルの楽曲が使われることが明らかになった。アデルの楽曲が連続テレビドラマのタイアップとして起用されるのは世界初だ。
今回起用されるのは、大ヒット・アルバム「21」に収録されている「セット・ファイア・トゥ・ザ・レイン」と「サムワン・ライク・ユー」の2曲。「セット・ファイア・トゥ・ザ・レイン」は、オープニングテーマにも起用される。アデルは「日本のみなさん、こんにちは。アデルです。日本でもたくさんの人が私のアルバムを聴いてくれていて、とてもうれしいわ。日本ではまだライブをしたことがないので、実現できる日が待ちきれない。すごく楽しみにしています。そのときには日本での時間を堪能するつもりよ。それまでみんな応援よろしくね!」とコメントを寄せた。
アデルの「21」は、ことしのグラミー賞で最多6部門を受賞したアルバム。'11年に引き続き、現時点で'12年も世界で最も売れているアルバムといわれ、世界セールス枚数は2200万枚を突破。日本国内のセールスでも、ことし上半期のオリコン洋楽チャートで1位を記録するなど国内でも人気を博している。
今回の楽曲について、フジテレビ編成部・太田大氏は「世界のスーパースターであるアデルさんが、今回、世界初タイアップとしてわれわれのドラマのラブコールを引き受けてくださることが分かったとき、信じられない思いでただ驚くばかりでした。ダメ元で依頼をしたところ快諾をいただき、夢のような話だと思っています」と喜びを語った。
ドラマ「息もできない夏」は、ある日突然「無戸籍」という自らの過酷な運命を知らされた武井咲演じるパティシエ志望の18歳の少女と、江口洋介演じる、心に傷を負う42歳の男が出会い、親子ほど年の離れた“許されない愛”をはぐくむという社会派ラブストーリー。ほか出演は、木村佳乃、中村蒼、要潤、浅田美代子、北大路欣也ら。
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