NHK BSプレミアムで7月13日(金)より放送がスタートする「BS時代劇・薄桜記」にオードリーの春日俊彰が出演することが分かった。
本作は、華々しい赤穂浪士たちの活躍の陰で、吉良方として消えていった一人の侍・丹下典膳(たんげてんぜん/役・山本耕史)の姿を通し、“裏”忠臣蔵を描いた作品。春日は、吉良上野介(きらこうずけのすけ/役・長塚京三)に斬り掛かる浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)役を演じる。
時代劇に初出演となる春日は「そうそうたる方々が演じてきた浅野内匠頭役をいただき光栄です。ドラマ出演の経験が豊富にあるわけではありませんが、時代劇を一度はやってみたかった。手応えは十分、違和感もないと思います。数年後の大河の主役を狙って、今回はNHKにあいさつ代わりです。お笑いにとどまらない、春日のネクストステージにご期待いただければ」と意気込みを語った。
制作統括の佐野元彦氏は今回の起用について、「『薄桜記』はある種、裏忠臣蔵的なドラマです。とはいえ、浅野内匠頭役が登場する歴史ドラマとなれば、いったいどなたに演じていただくのか? これは、例えれば、坂本龍馬をどなたに演じていただくのか? ということに匹敵するほど大事な配役で、どなたでも良いというわけではありません。光と影の部分を併せ持ち、ある種、天才肌の『薄桜記』の浅野内匠頭。1シーンの登場だからこそ、瞬発力が必要でした。そこでお笑い界に的を絞り、頂点を極めているオードリーの春日さんしかいないと思いオファーしました」とコメント。なお、'99年に放送されたNHKの大河ドラマ「元禄繚乱」では同役を東山紀之が演じている。
春日の登場は第7回で、8月24日(金)に放送される。
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