瀬戸朝香が、子供に詩の楽しさを伝える「ディズニー ポエム・タイム」の魅力を語る!

2012/07/23 16:00 配信

芸能一般

子供向け番組「ディズニー ポエム・タイム」で朗読を担当する瀬戸朝香(C)Disney

ディズニー・チャンネルの子供向け番組ゾーン「ディズニージュニア」にて放送中のオリジナル短編シリーズ「ディズニー ポエム・タイム」。厳選された美しい名作詩編を、ディズニーのさまざまな名作クラシックアニメーションの映像と味わい深い朗読で表現し、子供たちに詩の楽しさとイマジネーションの素晴らしさを知ってもらう、ディズニーならではのオリジナル作品だ。英語版ではジェシカ・アルバやローラ・リニーといったハリウッドスターが朗読を担当しており、日本語版では、瀬戸朝香が吹き替えを担当している。詩の朗読に挑戦した感想や、プライベートでも子供と一緒に楽しんでいるというディズニー作品の魅力を、瀬戸に語ってもらった。

――今回「ディズニー ポエム・タイム」に起用が決まった時の感想を聞かせてください。

小さな頃からミッキーマウスは身近に感じていたものだったので、今回のお話を頂けたときには飛び上がるくらいうれしくて、ぜひやらせていただきたいなと思いました。私自身、子供がいますので、こういった小さな子供向けの番組でお仕事をさせていただけるのはすごくうれしいです。

――ディズニー作品に抱くイメージを教えてください。

今ちょうどディズニーのDVDを買い集めているんですよ。子供と一緒に毎日必ず見ています。映像やストーリーが心を和ませてくれるものが多いので、すごく子供のためになると思うし、子供だけでなく大人も楽しめますよね。大人になっても夢の国の物語の中にすうっと入っていけそうな雰囲気にしてくれる作品が多いので、キャラクターを見ていると欲しいなと思って、グッズもけっこう持っています。

――ご家族でご覧になったディズニー作品を教えてください。

子供が車に興味を示したので「カーズ」がいいかなと選んで一緒に見始めてから、「トイ・ストーリー」や「リロ・アンド・スティッチ」などたくさん見ています。最近子供がその時の気分で「これ見たい!」ってDVDを選んで持ってくるんですよ。今回の作品も、子供にひたすら見せたいと思います(笑)。

――ディズニー作品が人々の心を離さない理由は何だと思いますか?

キャラクターの愛くるしい顔や目、あと動きに引きつけられますよね。ぱっと見たときに子供が見てもかわいいと思う世界だし、「これは何だろう?」って思うような色使いやシーンだったりするので、誰しもがディズニーの持つ世界に入り込みやすいんだと思います。

――収録をされてみていかがでしたか?

難しかったですね。お芝居とは違って、ナレーションのお仕事をやったことが数少ないので、声の出し方であったり、イントネーションであったりというのがすごく難しくて。自宅で台本を読んで練習したりもしたんですが、あまり型にはまらずに自然体でやらせていただけたので、録音はスムーズにいったと思います。「大丈夫かな?」とドキドキしながら臨みましたが、それも新鮮な感覚でいい勉強になりました。自分でも手応えを感じて、いい感じにできたと思います。こういうお仕事も好きなので、また機会があれば進んでやりたいなと思います。

――子供向けの作品ということで気をつけたことはありましたか?

私は声のトーンが低いので、なるべく高く、強弱をつけたりして、ぱっと聞いて楽しくなるような雰囲気をイメージしながら読むように心掛けました。

――「ディズニー ポエム・タイム」の魅力とは何だと思いますか?

ポエムって聞くと大人が読むものというイメージがあると思うんですけど、「ディズニー ポエム・タイム」は子供たちにポエムに親しんでもらえるように構成されているんですね。コミカルな映像があったり、心が落ち着くような詩があったり、子供たちが飽きずに楽しめるように長すぎず、コンパクトに仕上げてあるのでバランスがいいと思います。子供たちにもっと想像力豊かになってもらいたいがために、ポエムではなんでこういう表現をするんだろう、なんでこんなことを言っているんだろうと考えるところが一杯あると思うので、見終わった後に、「こうだったね、ああだったね」という会話ができればいいかなと思います。

――ご自宅でお子さんに読み聞かせはされていますか?

私自身も本が好きなので、読み聞かせはなるべくするようにしていますね。子供が1歳になる前から少しずつ興味を示したときに読み聞かせを始めたら、自然に本が好きになったみたいです。今では自分で「読んで!」と言って本を持ってきます。子供がもう少し小さな頃は「えんそくバス」という絵本がお気に入りでよく読んであげていました。仕掛けがあるような絵本も好きでしたね。

――読み聞かせるとき、子供たちがわくわくするコツはなんですか?

絵本の世界に入り込むしかないですよね。強弱をつけたり、自分の言葉を付け加えたり、わくわくするような感じで読んであげると、子供は「次は何が出てくるんだろう」と飽きずに楽しんでくれると思います。あと大切なのは自分も楽しむということ。人から見られたらすごく恥ずかしい場面かもしれないですが、それでいいと思うんですよね。照れずに子供に伝えて、自分が大げさになってでも楽しい雰囲気で読んであげると子供たちもきっと喜んでくれると思います。

――最近のお子さんの様子を教えてください。

言葉をしゃべるようになったり、歌ったり、踊ったりし始めて、日々成長を感じています。周りの子供たちを意識し始めて、お友達やいとこのお兄ちゃんたちと一緒に遊ぶようになってからまたさらに成長したように思います。

――子育てで気をつけていることはありますか?

なるべく自然体にのびのびさせたいので、あれもこれもだめって叱るんではなく、危険なことは言って聞かせるようにして、あんまりがみがみと言わないように気をつけています。

――最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。

子供が見ても大人が見ても物語の世界に入ってしまったような気持ちにさせてくれる魅力的な作品に仕上がったと思います。子供たちがもっとポエムを身近に感じてくれるようになったらうれしいです。ぜひ見てください!