ロンドン五輪のパブリックビューイングをスーパーハイビジョンで実施

2012/07/11 11:38 配信

芸能一般

パブリックビューイング会場イメージ図

NHKはオリンピック放送機構、イギリスBBCと共同で、スーパーハイビジョンによるロンドンオリンピックのパブリックビューイングを日本、イギリス、アメリカで行う。スーパーハイビジョンとは'20年の試験放送開始を目標にNHKが中心となって開発している次世代型のテレビシステム。現在のハイビジョンの16倍の情報量に当たる3300万画素の超高精細な映像に、22.2マルチチャンネル音響を実現できるため、あたかもそこにいるかのような臨場感を得られる。

国内でのパブリックビューイングは、7月28日(土)~8月12日(日)に東京・渋谷会場(NHKみんなの広場 ふれあいホール、NHKスタジオパーク)、東京・秋葉原会場(ベルサール秋葉原)、福島会場(NHK福島放送局)の3会場で実施。全会場とも無料で、当日足を運べば観覧できるが、渋谷会場と秋葉原会場では、より迫力のある映像や音響が楽しめるスペシャルシートを希望する人は公式ホームページで事前に予約をする必要がある。また、上映される競技種目は全会場同じで、録画したものを1時間ほどのパッケージにし、毎正時から繰り返し上映する。なお、7月30日(月)の競泳個人メドレーは生中継が決定。渋谷会場の「みんなの広場 ふれあいホール」では、生中継の直前にソウル、バルセロナ両オリンピックに出場した元競泳選手で俳優の藤本隆宏がスペシャルトークを実施する。このスペシャルトークは事前予約が必要で、参加者はトーク後、スペシャルシートで観戦ができる。

各会場では関連イベントも連日開催。渋谷会場ではどーもくんファミリーステージや、多視点カメラなど最新の放送技術を通してオリンピックの競技種目やゲームに挑戦するコーナーが登場する。秋葉原会場にはEテレの科学番組「すイエんサー」からすイエんサーガールズが駆け付け、トークショーを展開。さらに、お笑い芸人のペナルティがスーパーハイビジョンの魅力やオリンピックサッカー日本代表の活躍を熱く語るトークイベントも実施。また、放送と通信の融合プラットフォーム、ハイブリッドキャストなどの展示体験コーナーも設置される。ほか、福島会場でも「ふわふわジャンボ」など、子供連れで楽しめるイベントを開催する(各イベントの日程など詳細は公式ホームページを参照)。