「父親の会社が倒産して、両親が離婚して、母方の実家の九州に…」℃-ute・鈴木愛理のこだわりの写真集

アイドルグループ・℃-uteの鈴木愛理が一年ぶりのソロ写真集「この風が好き」の発売を記念して、7月8日、都内で握手会を行った。

同作品は、九州を舞台に、18歳で高校最後となる鈴木の、少し大人っぽい表情が満載の写真集。また、人生初のろくろ体験のもようも収録されている。

写真集で着たセーラー服姿で登場した鈴木は「高校生最後の年ということで、制服姿が貴重になってるかな（笑）。一番の見どころは、ろくろ体験をしたことです。初めての緊張感と、真剣な表情が詰まっています！」とアピール。また、「初日に、もつ鍋を食べに行かせてもらえて、コラーゲンのぷるぷるな感じが影響して、翌日の撮影は肌の調子がいい状態で臨めました」と裏話を告白した。

今作は企画の打ち合わせから参加したという鈴木は「過去二作の『登校日』『巡る春』からそれぞれコンセプトがあって、今回は『父親の会社が倒産して、両親が離婚して、母方の実家の九州に帰った女の子』というコンセプトなんです（笑）。今までで一番考えた写真集かも」とこだわりを明かした。

また、芸能生活10周年を迎えて「『あっという間だったな』という気持ちと『長かったな』という気持ちと両方あります。℃-uteとしても、最初の単独ライブでは持ち歌が足りなくて、セットリストに自分たちの曲だけではできなかったんですが、いまとなっては、セットリストが自分たちの曲だけでできるようになって、立ち見席ができるくらいまで、たくさん人に見に来てもらえるようになったのは、10年間頑張ってきた証だなって思います」と10年を振り返った。さらに、今後10年について「今までは、提供していただいた歌をパフォーマンスとして発信していましたが、自分でも物を作って発信できるような一段階上に上がった活動ができたらなと思います」と意気込みを語った。