テレビ朝日系で、7月12日に放送された上川隆也主演ドラマ「遺留捜査」の初回平均視聴率は13.3%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。上川にとって初の連続ドラマのシリーズ化作品ということで注目を集めたが、上々のスタートを切った。
同ドラマは上川演じる風変わりな刑事・糸村が“遺留品”に込められた最後のメッセージに耳を傾け、被害者の本当の思いと事件の真相に迫る刑事ドラマ。第2シーズンを迎えるに当たり、糸村は警視庁捜査一課から所轄である月島中央署の刑事課に左遷させられる。思うように情報収集ができない中、真摯(しんし)に遺留品、そして“真実”と向き合い難事件に立ち向かっていく。
12日に放送された初回2時間SPでは、月島中央署の女性警官・加賀見恵(黒川芽衣)が誘拐され、恵の制服を着用した女性・美咲(新井ひとみ)が殺害される事件が発生。恵の父・享(大杉漣)のもとに「娘を誘拐した」という電話が掛かってきたため、享の元部下である糸村は加賀見家へ。その後、美咲の自宅を訪れた糸村は部屋にあった単行本に付いた染みに着目して捜査を開始。丁寧に事件の本質と向き合ううち、事件は過去の意外な出来事が絡んでいることが判明する。糸村は指揮を取る捜査一課の刑事・町田(吉田栄作)に疎まれながらも独自の視点で捜査を進め、真相へとたどり着く。
なお、次週7月19日(木)は「全英オープンゴルフ」中継のため休止。7月26日(木)の夜9時から放送される第2話では、糸村がフラメンコダンサーの謎の転落死の真相を追う。
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