米倉涼子がブロードウェイデビュー!! 「これまでの苦労は生きている証」

2012/07/12 10:00 配信

芸能一般

ミュージカル「CHICAGO」でブロードウェイデビューを飾った米倉涼子

アメリカ・ニューヨーク時間7月10日より開演したミュージカル「CHICAGO」で、米倉涼子がブロードウェイデビューを飾った。

本公演はニューヨークのアンバサダー劇場で上演され、現在、ブロードウェイで16年目を誇る世界的ヒット作。禁酒法時代のシカゴを舞台に、二人の女殺人犯ロキシーとヴェルマが敏腕弁護士の手を借りて一躍マスコミの人気者となっていくさまを、ダンス満載でシニカルかつユーモラスに描く。米倉は主演のロキシー役で、日本人女優のブロードウェイ主演は54年ぶりの快挙となる。

'08、'10年の同作日本版にも主演した米倉は、ブロードウェイデビューを前に1年半以上かけて英語を猛特訓。初日の舞台では、英語での演技が初挑戦とは思えないほど流暢なせりふ回しと発音で、2時間半の舞台全編で生き生きとエネルギーに満ちたパフォーマンスを見せた。終演後、米倉は「今でも手が震えるほど緊張したが、同時に心から楽しんだ。これまでの苦労も全て生きている証だと思える。始まったばかりだが、もし次があるなら絶対に挑戦したい」と、うれし涙をこらえながら笑顔で初日の感動を語った。

ニューヨークでの米倉の主演は現地時間で7月15日(日)まで。その後、8月30日(木)から9月16日(日)まで日本凱旋公演として、アメリカ版ツアーカンパニーとともに東京・赤坂ACTシアターで来日公演を行う。