AKB48・柏木由紀の2nd写真集「ゆ、ゆ、ゆきりん…」の発売を記念して、7月13日、中野サンプラザにて「柏木由紀1stソロライブ~寝ても覚めてもゆきりんワールド~」が開催された。
そのアンコール中に所属事務所の先輩であるネプチューンの名倉潤がプロデューサーの秋元康に頼まれてシークレットゲストとして登場し、秋元がgoogle+で「柏木由紀をソロデビューさせます。フレンチ・キスも続行するので、心配しないでください。柏木のバラードに惚れました」と発表したことを報告。柏木本人も全く知らされていなかったサプライズで「どうしよう。びっくりとうれしいが同時にくると何を話していいか分からなくなるんですね」とうまく息ができず、立っていられなくなるほど驚いていた。ファンからのたくさんの「おめでとう」という声に「ソロデビューはすごい先の将来の夢としてあったんですけど、いつも応援してくださっているファンの前で、うれしいお知らせを同じ空間で聞くことができて、すごくうれしく思っています。まだまだいっぱい勉強して皆さんに素敵な歌をこれからも届けていけるように、そしてファンの方が応援して良かったなと思っていただけるように、これからも頑張っていきますのでに応援よろしくお願いします」と目を潤ませながらコメントした。
本ライブは、2nd写真集の購入特典イベントで、応募総数約5万人の中から抽選で2千名が招待された。柏木にとって初めてのソロライブで「うちわもタオルもボードも全部ゆきりんというのがうれしくて仕方ない」と最初から興奮冷めやらぬ様子だった。9種類の衣装で、大好きなハロープロジェクトの曲や、AKB48の「フライングゲット」、自身のソロ曲「火山灰」など、柏木自らが厳選した全17曲を披露。プロジェクターを使用して、いろんなカラフルな衣装を着たゆきりんを楽しめる“バーチャル着せ替えショー”や柏木の夢のひとつであったアイドルらしい空中ブランコに乗っての歌唱などのサプライズ演出で観客を熱狂の渦に包み込んだ。さらに「通っていた幼稚園が音楽幼稚園でピアノが必須だったんです。でも6歳から今日までピアノを遠ざけてきたんですけど、コンサートをするに当たってレア感を楽しんでほしくて」と、ピアノ弾き語りで「世界の涙」を熱唱した。
名倉のほかにもスペシャルゲストとして、写真集を撮影した箭内道彦氏や、フレンチ・キスのメンバーが登場して、柏木を祝福。7月15日が柏木の誕生日ということで、本人自らスクリーン上にケーキを用意して、バースデーソングをファンに要求したが、会場のファンからは白とピンクのルミカライトで客席にハート型を作るというサプライズプレゼントが! 「ケーキも歌も自分発信だったから超うれしい」と喜び、「“料理をする・家事をする”っていうのは永遠の目標なので、21歳は音楽の勉強したり、歌の勉強をして、また皆さんの前に立てるように頑張ります」と21歳の抱負を明かした。
最後にファンのみんなに「個人としてもフレンチ・キスとしても、まだまだ夢がいっぱいあるので、全部の夢の目撃者になってほしい」と語り、「きょう一人でソロライブをしていて楽しかったですし、プレッシャーもあったんですけど一人でやり遂げることの楽しさを感じていたので、きょうの経験を活かしつつ、いい意味でずっと変わらずに、皆さんの応援してくださっているところをずっと持ち続けていきたいなと思っています。きょうは本当に夢ってかなうんだなってすごい実感しました。好きなことやれて、好きなアイドルをして、一人でライブをさせていただいて、こんなにたくさんの方が来てくれて、一人でデビューもさせていただいて、本当に恵まれてるな、幸せだなって思います。これからいっぱい皆さんに恩返しして、新たなものをどんどん受け取ってもらえるようにまた頑張っていきたいです。寝ても覚めてもゆきりんワールド! 夢中にさせちゃうぞ!!」と改めてソロデビューに対する意気込みを語った。
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