「超タイムショック」のスタジオセットに懸けるプロデューサーの思いとは?

2012/07/18 08:00 配信

バラエティー

今回から新しくなったスタジオセットの秘密を紹介!(C)テレビ朝日

テレビ朝日系で7月24日(火)に「超タイムショック 芸能人最強クイズ王決定戦SP16」が放送される。最多優勝回数を誇るロザン・宇治原史規の“復権”は成るのか、はたまた連覇を目指す本村健太郎弁護士、雪辱を期す女王・宮崎美子などの博識芸能人の登場と、注目どころ盛りだくさんで見応えは十分。そこで今回、進化を続けるスタジオセットの秘密や番組名物“トルネードスピン”の裏話などを番組プロデューサーの畔柳吉彦(くろやなぎ よしひこ)氏に聞いた。

――ずばりスタジオセットのコンセプトを教えていただけますか?

「初代タイムショック」からの伝統的なスタイルを'00年に再現。現在の“クイズ王決定戦システム”になってもメーンセットは変わっていません。現在の全体感としては「挑戦者の緊張を高めるクイズセット」と「挑戦者の集合する華やかな雰囲気の空間」という2つの共存です。

――番組名物の「トルネードスピン」は導入当初と比べて変わった点はありますか?

導入当初よりも、縦の回転が1回増えています。下の方に下りてきた後も縦横の組み合わせの回転を味わってもらえるようになっています。

――実際にトルネードスピンに乗った(回ってしまった)経験者からの反応はどうですか?

解答者からは、まず「椅子の高さが想像以上に高い!」という感想が多いです。下から見るのとは全く違い、高所恐怖症の方にとってはまさに地獄のようでした。そんな状況下で回転しながら降りるので「遊園地のジェットコースターみたいで超楽しい!」という人や「もう2度と回りたくない。死ぬかと思った」といった具合に、反応は両極端です。

――作り手である畔柳さんが考える番組の一番の魅力はどこでしょうか? また、長寿番組として成功を続ける秘けつもあれば教えてください!

約3秒半の出題に対して2秒以内で答えなければならない時間との勝負。そのため、簡単な問題でもパニックになると答えられなくなってしまいます。知識だけでなくメンタルも重要です。そこに芸能人の内面(強さや弱さ)をのぞき見る楽しみがあります。視聴者の方が家族で一緒に楽しめるクイズ問題を提供できるかが毎回の課題ですよ。

――「超タイムショック」の今後の展望などがあれば教えてください。また、セットを大きく変えるなど新展開はありますか? 

今回(7月24日)の放送から“予選システム”を組み込みます。事前に予選をして新たなクイズスターを発掘。本番当日「下剋上ルーム」にいる新勢力がクイズ王たちに挑む新システムをお楽しみに!