9月3日(月)スタートのフジ系の新昼ドラマが三倉茉奈主演の「赤い糸の女」に決定し、石田純一が28年ぶりに同枠の昼ドラマに出演することが分かった。
「赤い糸の女」は、女子大学の寮で暮らす志村唯美(三倉)と、そのルームメートの貴道麻衣子(上野なつひ)、鹿野芹亜(奥村佳恵)の3人が、それぞれの秘密を共有したことで複雑に絡み合っていく姿を描いた愛憎劇。石田は唯美の父親で、都内で美容整形クリニックを経営する志村征行を演じる。
昼ドラマ初出演で初主演を果たす三倉は「今回私が演じる唯美は自らの生い立ちから心のどこかに劣等感や孤独を感じていて、明るさの裏にも弱さを持っている、ある意味とても人間味がある女性です。中島丈博さんの脚本はストーリーの展開もせりふも刺激的で初めて挑戦することも多いですが、“赤い糸”に導かれるままに、素直に思い切って演じられたらと思います」とやる気十分。一方、石田は「28年ぶりに昼ドラの世界に戻って来ました。このドラマは人間の欲望がテーマであり、私が演じる征行もただ優しいだけの父親ではなく、欲にも満ち溢れています。欲望の糸に絡まっていく人の愚かさだけでなく、たくましさを、人生経験を生かして美しく魅力的に演じていければと思っています」と語った。
同作について、東海テレビの服部宣之プロデューサーは「愛、性、美貌、金など、人間の“欲望”を全面的に出していきます。『さくら心中』('11年)以来の愛憎劇になるでしょう」とアピールしており、その「さくら心中」の中島丈博が脚本を手掛けることでも注目を集めそうだ。
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