'70年代、当時の子供たちを夢中にさせた「東映まんがまつり」と「東宝チャンピオンまつり」が、一夜限りで復活することになった。
今回のイベントは、「第5回したまちコメディ映画祭in台東」の前夜祭として企画されたもので、「柔道一直線」「タイガーマスク ふく面リーグ戦」「海底3万マイル」「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」「アタックNo.1 涙の回転レシーブ」の5作品が上映される。
前夜祭イベントは、東京・浅草中映劇場で9月14日(金)夜10時から翌朝5時まで続けられ、入場者にはドリーマッチオリジナル紙帽子がプレゼントされる。また、当日にはスペシャルゲストによるトークイベントも実施されるという。
「東映まんがまつり」は、'64年7月に“まんが大行進”として、「鉄人28号」や「エイトマン」などの子供向けテレビ番組を数本まとめて上映されたイベント。興行的な成功を受け、その後、春・夏・冬休みの定期興行となり、「東映こどもまつり」「東映まんがパレード」「東映ちびっ子まつり」などいくつかの名称を経て、'69年春の興行で「東映まんがまつり」と定着した。
'11年には、興行をまとめた形式のDVDを「復刻! 東映まんがまつり」として4本発売。そのヒットを受け、'12年7月より'60年代~'80年代の5興行分のDVD第2期リリースがスタートする。
一方、「東宝チャンピオンまつり」は、'69年から'78年にかけて、東宝が子供向け映画を数本まとめて、春・夏・冬休みの時期に合わせて劇場公開したときのイベント。上映作品は、メーンとなるゴジラ映画(旧作や改題作品を含む)に、テレビ番組のブローアップ版を数本加えた形式での興行が多かった。
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