番組初の“甲子園経験キャスター”工藤公康が「熱闘甲子園」へ懸ける思いを激白!

2012/08/01 22:58 配信

芸能一般

「熱闘甲子園」スペシャルイベントに登場したアンジャッシュ・渡部建、工藤公康、長島三奈(写真左から)(C)ABC

ABC・テレビ朝日系で、8月8日(水)から放送開始する「熱闘甲子園」のスペシャルイベントが、8月1日に都内で開催され、キャスターを務める長島三奈、工藤公康、そして“高校野球通”のアンジャッシュ・渡部建がイベントゲストとして登壇した。

「熱闘甲子園」は、毎年日本の“夏の風物詩”として熱戦が繰り広げられる「全国高校野球選手権大会」のダイジェストや、その舞台裏の人間模様、選手たちの表情を伝えるスポーツ情報番組。'81年の番組スタートからことしで32年目の夏を迎える同番組だが、初の甲子園出場経験キャスターとして工藤が起用された。甲子園を経験した者にしか分からない特別な思いを胸に、1試合1試合を経験に裏打ちされた確かな視点で語り、熱く伝えていく。

イベントにはキャスター2人に加え、自他共に認める“芸能界一の高校野球通”の渡部が登場。高校野球の魅力に引き込まれ、休みさえあれば全国各地へ試合観戦に訪れるという渡部が、高校野球の魅力からことしの見どころなどを語った。さらに、清原和博にサインしてもらったというチューリップハットや、母校の後輩が誕生日プレゼントにもらってくれたという“高校屈指のスラッガー”のサインボールなど、渡部自慢のグッズコレクションを披露。せっかくの機会だからということで工藤にもチューリップハットにサインをねだるなど、ちゃっかり私用も済ませていた。また、今大会の注目選手や大会の楽しみ方、高校野球の魅力をたっぷりと語り明かした。

初めての熱闘甲子園キャスターということで、工藤は「ナビゲーターとしてはルーキーなので、勉強することがたくさんあると思いますが、しっかりと高校球児たちの勉強をして皆さんに分かりやすくお伝えできるようにしたいと思います」と意気込みを語った。また、これで14度目の夏を迎える“高校球児の母”長島は「この年なので最近(球児の中には)年下のお父さんまで出てきてしまいましたが、球児たちがかわいくて仕方ないです。高校野球、甲子園が大好きな人たちの全てをいろいろな角度から取材して放送できるのは『熱闘甲子園』だけなので、ことしも球児の熱い思いを伝えたいなと思います」とアピールした。一方、イベントゲストの渡部は「ことしも東西東京大会はもちろん、神奈川、千葉、あと大阪の決勝も見に行きました。もちろんプライベートで。地方大会はCSで見られるので、録画して後輩芸人たちとみんなで『ああだこうだ』と話し合いながら見ていますよ。だから『お前は絶対結婚できないな』なんて言われたりしています(笑)」と、悩ましげに“高校野球愛”を熱弁した。

また、甲子園より一足先に熱闘が繰り広げられているロンドン五輪にちなみ、記者からの「自分に金メダルをあげたいと思ったときは?」という質問に、工藤は「まさに今ですね。新しいことにチャレンジする機会をいただいて、自分も前向きに、自分を高めるチャンスだと思ってやらせていただきます。そんな自分に金メダルをあげたいと思います」と、現役時代の冷静なマウンドさばき同様きっちりとまとめ、会場を大いに盛り上げた。

甲子園という大舞台を経験したことがある“オールドルーキー”がことしの夏、球児たちの感動の瞬間を余すところなく伝えてくれそうだ。