Lead涙の10周年記念ライブ!「ここまでこれたのはファンのおかげ」

2012/08/02 15:19 配信

音楽

デビュー10周年を迎えたLead。左から、谷内伸也、鍵本輝、中土居宏宜、古屋敬多

デビュー10周年を迎えた4人組ダンスボーカルユニット・Leadが、デビュー日である7月31日に記念アニバーサリーライブ「Lead 10th Anniversary Live~感今導祭(かんこんどうさい)~」の昼・夜公演を東京・中野サンプラザで敢行。「Lead(導)の“今”までを存分に“感”じられるパーティー(祭)にする」というサブタイトルに込められたメンバーの思いの通り、キレのあるダンスとパワフルな歌声でファンを魅了した。

昼公演前に行われた囲み取材では、谷内伸也が「10年分の思いを詰め込みました。パフォーマンスも進化したし、“一つ”になった今のLeadを全て出したい」と意気込み、リーダーの中土居宏宜は「僕らを進化させてくれたのはファンの皆さん。優しい言葉はもちろん、厳しい言葉も掛けてくれました。本音をぶつけてくれたことで成長できたことがたくさんあったので、本当に感謝しています」とファンへ感謝のメッセージを送った。

また、現在行われているオリンピックについて聞かれると「ピンチのときも諦めない姿勢に、毎日勇気をもらっています」(中土居)、「注目の選手は体操の内村航平選手。同世代ですし、僕たちもアクロバットをしているので刺激になります」(鍵本輝)と、連日テレビを見て応援している模様をアピール。続けて古屋敬多が「今日は僕たちがライブで皆さんに勇気を与えたい! 金メダル級のパフォーマンスをします!!」とライブへの意気込みを語った。

昼公演では、Leadの真骨頂であるアクロバットを盛り込んだ激しいダンスパフォーマンスを中心に、デビュー曲「真夏のMagic」から最新曲「Wanna Be With You」まで、シングル全19曲を含む27曲を披露。また、映像コーナーではデビュー当時の様子が流れ、その後のMCコーナーでは、メンバーの変声期前の声や当時のファッションをメンバー間でツッこみ合うなど、懐かしいエピソードで盛り上がった。

ラストの曲「HURRICANE」前には、中土居が「10年間、決して平らな道ではありませんでした。歩きづらくて立ち止まったり、迷子になったりすることもありました。でも、みんながいたから、ここまでこれた。みんながいなかったらここにはいなかったし、ここまでこれたことが幸せで、誇りです」と10周年を振り返った。また、古屋が「一度はこの道を諦めようとしたこともありました。でも、本当に諦めなくてよかった。みんなのおかげです」と流れる涙をこらえながら語ると、すすり泣くファンも。その後「HURRICANE」を披露し、ファンからの「おめでとう!」「ありがとう!」の大声援の中、ライブは幕を閉じた。

8月15日(水)からは10周年ライブツアーも行われ、福岡、名古屋、大阪、仙台、東京での開催が決定している。