「部活のようでしたね」織田裕二が“踊る”シリーズ最後の撮影を語る

2012/08/03 20:17 配信

映画 芸能一般

イベントに登場した織田裕二、夏帆ら

「踊る大捜査線」のサイドストーリー「係長 青島俊作2」の完成披露試写会が8月3日都内にて行われ、織田裕二、夏帆らが登壇した。

本作品は、スマートフォン向けサービスNOTTVにて配信されるサイドストーリー。青島はもちろんのこと、和久伸二郎(伊藤淳史)らも登場し、“踊る”ファンのみならず誰でも楽しめる内容となっている。

会見に登場した織田は「踊る大捜査線シリーズは、すごく物や人にあふれていて豪華なんですけど、この作品は物や人をすごく絞って何もない、“踊る”シリーズとは真逆。お芝居しかないという怖さとともに、これを挑戦状と感じて、期待と挑戦いろんなものが入り混じって火がつきました(笑)」とコメント。

また作品の撮影は9月7日(金)公開の映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」、9月1日(土)にフジテレビより放送されるスペシャルドラマ「踊る大捜査線 THE TV SPECIAL」の収録が終わった直後のことだったと明かし、「5日間ぐらい徹夜で撮影しました。この作品には青島俊作をやれて、よかったなという出来事が詰まっています。この撮影が終わった後、歴代の監督、ありとあらゆるスタッフがワッと来てくれて…もう、やられましたね(笑)。涙は出さないですよ! 出さないですけど、みんながこの作品に愛情を持っていたのが伝わってきました」と15年に及ぶ青島俊作という大役を務めあげた瞬間の思いを明かした。

最後に織田にとって“踊る”シリーズとは?と質問されると「なかなか一言でうまく言えないんですけど“部活”のようでしたね。もう、あの部活感が味わえないと思うと寂しい。15年間続いたことによって、お客さんと一体感を得られた。一緒に育ててもらった、そんな15年間だったと思います」と感謝の言葉を述べ、会見を締めくくった。