a-nationで新アニソンフェス“アニジェネ”が誕生!May'nやEGOISTなどが夢の競演!!

2012/08/06 14:16 配信

アニメ

東京・国立代々木競技場第一体育館にて新たなアニソンフェス「ANISON GENERATION~アニジェネ~」が開催された

8月5日、東京・国立代々木競技場第一体育館にて「a-nation musicweek ANISON GENERATION~アニジェネ~」が行われた。開催11年目を迎えたa-nationは、今年から新たに8月3日から10日間にわたって、夏休みの渋谷を舞台に繰り広げられるタウンフェス「musicweek」を開催。3日目に当たるこの日は、新たなアニソンフェス「ANISON GENERATION~アニジェネ~」が誕生し、May'n、EGOIST、栗林みな実、ALI PROJECTなどのアーティストが出演。真夏の代々木の町がアニソンに染まった。

ライブでは、トップバッターを務めるKOTOKOが「→unfinished→」(アクセル・ワールド)など計4曲を披露すると、最初から会場の熱もヒートアップ。次に登場したALTIMAは「Burst The Gravity」(アクセル・ワールド)など3曲を歌い、その後中島愛も4曲を熱唱し、代表曲「星間飛行」(マクロスF)では、“キラッ☆”という掛け声で会場が一体となった。続くZONEはアニメ『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』で声優陣がカバーして話題になった「secret base~君がくれたもの~」を披露。ZONEは「私たちZONEの歌を聴いたことがなくても、『あの花』を見たことがある人は“secret base”を聴いたことあると思うのですが、どうでしょうか?」と会場に問い掛けると、「聴いたよ~」というたくさんの声が会場から返ってきた。その歓声に「すごいうれしい。アニジェネをきっかけにZONEのことを覚えていただけたら」と語り、新曲の「treasure of the heart~キミとボクの奇跡~」を歌い上げた。

さらに、ALI PROJECTや、fripSide、リトルブルーボックス、ゲストアーティストであるABCHO(石川梨華と吉澤ひとみによるプロジェクト)、岸田教団&THE明星ロケッツなどが会場を盛り上げ、PERSONA4 MUSIC BANDは新作ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』の楽曲やアニメ『ペルソナ4』の楽曲をオリジナルメンバーで演奏し、会場を魅了した。

アニメ『トータル・イクリプス』の映像が会場に流れると、ayamiがバトルシーンを盛り上げる劇中歌「Apocalypse of Destiny」を披露。続いて栗林みな実が登場し、同作の劇中歌「True 4 Eyes」とエンディングテーマ「signs ~朔月一夜~」を熱唱。栗林は「アニメソングを歌って8月で11年になったんですけど、きょうはアニソンの良さを伝えられるように頑張りますので、よろしくお願いします」と意気込みを語り、『トータル・イクリプス』の元となる作品『マブラヴ』の主題歌やアニソン歌手として注目を集めるきっかけになった曲である「Precious Memories」(君が望む永遠)を歌い切った。

そして、「お願い私を使って…」というEGOIST(アニメ『ギルティクラウン』に登場する架空のネットアーティスト)のボーカル・楪(ゆずりは)いのりの声が会場に響き渡ると、アニメ映像とともに新曲の「Planetes」が流れ、CGを駆使したバーチャル仕様のEGOISTが登場。「私の大好きな人のために、そしてきょうここにいるみんなのために歌います」というメッセージに続けて「The Everlasting Guilty Crown」を披露し、ライブ初出演を果たした。

大トリにはMay'nが登場。トロッコでアリーナの外周を一周しながら「キミシニタモウコトナカレ」(シャングリ・ラ)を熱唱し、会場の熱も最高潮。代表曲であるバラード曲「ダイアモンドクレバス」(マクロスF)で会場を魅了すると、一転して「Brain Driver」(ファイ・ブレイン 神のパズル)ではパワフルなダンスで会場を沸かせた。May'nは「アニソンの一番の魅力って、その音楽を聴く時に、音楽の世界だけじゃなくてアニメのシーンやせりふが浮かんでくるのがすごく魅力的だと思う。世界中で注目されてるアニソンをここ日本から、もっともっとこの文化が盛り上がっていくように、精いっぱい世界に向けて届けて行きたいと思います」とアニソンへの思いを語り、最後に「Chase the world」(アクセル・ワールド)を歌い上げ、幕を閉じた。