空と旅をテーマに活動する9人組アイドルグループ・ぱすぽ☆が8月26日、東京(神奈川)・よみうりランド オープンシアターEASTで「ぱすぽ☆夏空HANABIフェス」を開催し、8月18日のZepp Tokyoで発表された10月発売のニューシングルの詳細を明らかにし、パッセンジャー(ファン)の前で初披露した。
6月発売の「Next Flight」から「世界一周ロックの旅“ぱすぽ☆エアライン3部作”」をリリースしているぱすぽ☆は、8月に2作目として「夏空HANABI」を発売し、3作目として「WING」が10月3日(水)に発売されることが決定。「Next Flight」が“LAメタル”(アメリカ)、「夏空HANABI」が“ジャパニーズPUNK”(日本)だった次の曲のコンセプトは“ジャーマンメタル”(ドイツ)。8月のZepp Tokyoでは先行して新衣装が公開され、その他については増井みおから「次の国のヒントはこの衣装」ということだけが発表されていたが、白と青を基調としたこの衣装は、ルフトハンザドイツ航空のキャビンアテンダントの白と青を基調とした制服をモチーフにしたものだということも明かされた。
この日行われた「ぱすぽ☆夏空HANABIフェス」は、8月15日発売の「夏空HANABI」の初回限定盤(ファーストクラス盤)を購入すれば無料で招待されるもの。CD1枚で本格的なライブが楽しめるとあって、好天に恵まれたこの日は約3000人のパッセンジャーが詰め掛けた。
9人のクルー(メンバー)は今作のテーマが“ジャパニーズPUNK”ということで竹林をイメージしたステージに、担当カラーの被衣(かつぎ)を被って登場。全員が揃ったところでさっそうと被衣を投げ捨て、「夏空HANABI」を披露。挨拶の後、この季節にピッタリの「ViVi夏」を歌い、次いで「君は僕を好きになる」とシングル曲を3曲続け、会場はヒートアップ。「ウハエ!!」「ピンクのパラシュート」「LA LA LOVE TRAIN」「マテリアルGirl」「Dear My Friend」と披露したところでクルーは一旦退場。
会場からアンコールが叫ばれる中、モニターに「ぱすぽ☆エアライン3部作 第3弾 10月3日発売決定!! ぱすぽ☆ meets GERMAN METAL その名も『WING』」という文字が現れ、併せて、今回も10月8日(月・祝)にZepp TokyoでCDを買うと参加できる「ぱすぽ☆WINGフェス」の開催が発表されると、会場からは「おぉぉ~!」という歓声が。そして登場したクルーは先日、先行お披露目されていた白と青を基調とした新衣装に身を包み、再登場。ルフトハンザドイツ航空のCAの制服をモチーフに、クルー自らデザインしたことを明かすと、新曲「WING」を初披露。最後のサビでは襟を外してスカーフのように振り回す振り付けも披露した。歌い終わると、クルーは皆、初披露で緊張したと吐露。そんな中、奥仲麻琴は「なちゅ(岩村捺未)と見つめ合うシーンが笑いそうになった」と言い、根岸愛も「私だってなちゅの顔に手を当てるシーンが…」と、岩村との絡みがやりづらいとネタに挙げると、身長151cmの増井が「(169cmの)ゆっきぃ(藤本有紀美)と顔をなで合うふりがあるんだけど、どうしてもあごをなでちゃう…」と明かし、さらに、歌い出して早々に帽子が取れてしまったという槙田紗子に対し、玉井杏奈がステージ前方にある収音マイクのカバーを取り外し、槙田の頭に乗せる暴挙に出るなど、会場の笑いを誘っていた。
最後はぱすぽ☆の音楽プロデューサー・ペンネとアラビアータがギターを持って登場し、「少女飛行 アコースティックVer.」を歌って、ライブは幕を閉じた。この他、フェスではクルーが考えたメニューなどを販売する屋台も登場。クルーがサプライズで店員になって販売する時間もあり、パッセンジャーには夏休みのいい思い出となった。
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