倉科カナ、離島に行って「結婚、子育てが楽しみになりました!」

2012/08/31 18:07 配信

ドラマ

NHK BSプレミアムのプレミアムドラマ「ヤアになる日~鳥羽・答志島パラダイス」に出演している平岡祐太、倉科カナ、近藤正臣(左から)

NHK BSプレミアムで9/30(日)に放送されるプレミアムドラマ「ヤアになる日~鳥羽・答志島パラダイス」の試写会が、8/30、都内にて行われ、出演者の倉科カナ、平岡祐太、近藤正臣が登場した。

本作は三重県の答志島を舞台に、ひとりの女性が漁師の嫁(ヤア)となり、島で生きていくことを決意するまでを描いたヒューマンドラマ。答志島では、中学を卒業した少年たちが、信頼のおける家の一部屋で共同生活をする風習「寝屋子(ねやこ)制度」が現在も残っており、同じ寝屋で過ごした仲間を「朋輩(ほうばい)」と呼び、義兄弟として生涯深いきずなを結んでいる。「寝屋子制度」は三重県鳥羽市の無形民俗文化財にもなっており、作中ではこの風習を通した島の人々のつながりを色濃く描いている。

主演の倉科は「最初は不安だったけれども、撮影が進む中でどんどん答志島のことが好きになりました」、恋人役を演じた平岡は「実際の朋輩と錯覚するほど島になじんでいました(笑)」と、島への想いを語った。また、近藤は「実にすてきな島でした。予算があまりなかったと思いますが、あんなにぜいたく(なドラマ)に作れたのも、島の人のご好意のおかげでした(笑)」と語り、会場をわかせた。

撮影とはいえ、島全体がひとつの“家族”ともいえる環境で暮らしてみて、倉科は「今まで結婚したいとか、子供がほしいとか思ったことがなかったんですが、楽しみに思えてきました」と未来の家族への思いをはせた。

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