柳生博の司会で人気を博した「100万円!クイズハンター」が、9月23日(日)に単発特番として復活することが分かった。柳生に代わり立川志の輔を司会に迎え、往年のセット・システムを完全再現して放送される。自分も見ていたという伝説の番組で司会を務める志の輔は「(司会を任され)正直驚きました。毎日定時に行われている生活習慣のような番組でしたから。私はよその番組で“生活習慣病”を扱っていますけど、生活習慣はないので(笑)。記念すべき番組に白羽の矢を立てていただいてありがたいことです」と満面の笑みで振り返った。
同番組は、“生活の句読点”をテーマに'81年~'93年まで約13年にわたって放送され、人気を博したクイズバラエティー。平日の午前帯に毎日視聴者に夢を与えた番組が、およそ20年ぶりに復活する。司会が柳生から志の輔に変更されるということと、解答者が一般人ではなく芸能人家族というリニューアル点はあるものの、クイズシステムやナレーターなど、基本的に20年前のスタイルを踏襲。前半戦の「ジャンル選択クイズ」で集めた商品を、後半戦の「ハンターチャンス」で他解答者から“横取り”し合うという、仁義なきクイズバトルが繰り広げられる。今回の解答者は、朝丘雪路・真由子ペア、東貴博・朋宏ペア、大和田伸也・悠太ペア、具志堅用高・かおりペア、神保悟志・鮎ゆうきペア、スリムクラブ・真栄田賢・よし子ペア、野々村真・香音ペア、布川敏和・隼汰ペアの8組。クイズはもちろん、白熱した商品の奪い合いが行われる。
収録を終え、囲み取材に応じた志の輔は「予想以上の白熱でした。これだけエンディングに心地よい疲労感というか、ああ終わった~っていう充実感が来るとは…予想以上でしたね。収録の予定時間も大分オーバーして、ご迷惑をおかけしました(笑)。でも、なんか面白いもんですね。20年前というと一昔前、二昔前のクイズ番組で、スタート時で言うと30年前に作られたシステムで、本当にシンプルなんだけど、これですごく盛り上がるんですからね」と満足げに振り返った。
実際に自らが司会として体感して、改めて感じた番組の魅力については「クイズはシンプルなのに、クイズ自体というより生活に密着したものが行ったり来たりしながら獲得していく…というね。今回は再現していたんですけど、いつの時代になっても『これは欲しい!』っていうものはあるんだなあって思いました。それがこの番組の底力の一つなんだと思いましたね。本当にゲストの方々のクイズに懸ける情熱と、品物に対する執着心は見事なものでした。その白熱ぶりをご覧ください」と冷静に分析しつつ、熱くアピールした。
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