テレビ朝日で、10月2日(火)より売れっ子放送作家の鈴木おさむ氏が構成・演出を手掛けるドラマ「ガールズトーク~十人のシスターたち~」の放送が決定。一部で熱狂的なファンを獲得した「私のホストちゃん~しちにんのホスト~」の“終幕”から約半年、再び深夜ドラマ界に旋風を巻き起こす。初回の演出を終えた鈴木氏は「掲示板の『GIRLS TALK』を見たら、想像よりハードでシビア! 女性たちがこんな悩みを共有しているという事実に驚きました! 撮影してみて予想以上に面白くなるなと手ごたえを感じています! 今までありそうでなかったドラマ。ドラマの壁を壊します!」と自信をのぞかせた。
同作は、女性限定の完全匿名性掲示板サービス「GIRLS TALK」(サイバーエージェント社)に投稿された実話をもとに、放送作家の鈴木氏が構成・演出を手掛けたドキュメンタリータッチのドラマ。東京・上野にある秘密の教会“ホーリーグラス”を舞台に、「元彼とのキスは浮気か?」「出べそが気になってビキニが着られない!」「下の毛は剃るべきか? 抜くべきか?」など、リアルで過激な女性の悩みに個性豊かな神父と10人のシスターたちが答える。シスターたちはあくまで淡々と「体が反応してる」「脱がすところを見たいっていう男は多いよね」などと、過激極まりないアドバイスをしていく。そんな誰にも言えない今どきの女性のリアルな悩みを、ヒットメーカー・鈴木氏が独自の手腕でドラマにアレンジする。どこまでが真実で、どこまでがフィクションなのか…、神父、シスターと悩める女性の間で繰り広げられるリアルなやり取りが、かつてないドキュメントタッチのドラマになる。実際の投稿をベースにドラマ化しているだけに、女性たちのリアルな共感を呼び、男性は“女性の本音”をのぞき見ることができそうだ。
リアルさを追求するため、相談者たちはまるで“懺悔を乞う”ようにひざまずいて登場。神父の天一も、「私のホストちゃん」の名物キャラクター・甘王と同じく目隠し姿で出演。急にテンションが高くなることが多い天一は、甘王に対抗心を燃やして(?)独特のキャラをアピールしようと企んでおり、時おり天を仰ぐように絶叫して“神の声”を伝えるという不思議なクセがある。また、シスター役はさまざまな分野で活躍するタレントやモデルを配役。ストレートで血の気が多い赤の千種を小田あさ美、クールでちょっぴりネガティブな青の飛鳥を佐野光来、熱いタイプだが“ナナメな意見”の多い白の北斗を長谷川瑠美、うわさやデータに詳しい緑の宍戸をラブリ、唯一の30代で大人な意見をズバリと出す紫の中野をなつみが演じる。それぞれ個性的な設定があり、回数を重ねるにつれて新キャラが登場する予定となっている。
全国の悩める女性たちへ、神父・天一は「悩んで悩んでどん底まで落ちてみてほしい。私は謎に包まれた神父ですので多くを語ることはできないのですが、実はどん底を見ております。だからこそ、こんなに高らかに声を上げることができるんです! どん底を見れば必ずや成長できます。そして、どうぞ私の教会の門をたたいてください。シスターたちとお待ちしております」と、救いの手を差し伸べた。
また、シスター・赤の千種役の小田は「女の子のガールズトークって本当にこんな感じなんですよ! 女性には共感してもらえると思うし、男性にはこの番組を見て女性のことを学んでもらって、女性に優しくなってもらえたらと思います! オーディションでは鈴木おさむさんと普通にトークをしたのですが、私たちの会話が台本にも生かされていて、すごくリアルでドキドキしてしまいました。私が気になるテーマは、男と女の友情は成立するのか。そんな相談もあったらいいな」と、期待を込めた。
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