9月29日(土)、NHK総合にて「矢沢永吉・63歳のメッセージ」(仮)が放送されることが分かった。'72年にバンド“キャロル”('75年解散)でデビューし日本中に衝撃を与え、今年で活動40周年を迎えた矢沢永吉。番組ではことし4月から矢沢に密着。40年の活動の集大成として行う横浜・日産スタジアムでの6万人コンサート(9月1日)へ向けて63歳の男が野心的に、攻撃的に自らの肉体を追い込み、ひたすらに目標を追いかけていく姿を追う。
矢沢永吉といえば、'77年に日本人ロックアーティストとして初の武道館公演を行い、自らの生き様を語り明かした著書「成りあがり」で“矢沢ブーム”を巻き起こしたほか、昨年は前人未到の武道館公演117回の最多公演記録を達成するなど、ロック界のボスとして君臨してきた。
番組ではさらに、日産スタジアムライブの直後、矢沢と横浜の街を歩くロケを敢行。広島市に生まれ、母は出奔、父は原爆後遺症で早逝し、極貧の中、祖父母に育てられた矢沢は、高校卒業後広島を飛び出し、東京へ向かう夜行列車に乗り、横浜の街にたどり着く。矢沢は横浜でアルバイトをしながらバンド活動を始めたというが、63歳になった矢沢が、極貧からどんな思いを抱いてはい上がったのかなど、人生の足跡を赤裸々に語る。
矢沢とともに横浜を歩き、その本音を引き出すのは「あさイチ」の有働由美子アナウンサー。40歳を超えて初めて矢沢のライブを見た有働アナが、アラフォーの視点から、「なぜ男は矢沢に憧れ続けるのか」「矢沢にとっての女性とは? 家族とは?」など、男・矢沢永吉の人生とカリスマの素顔の魅力に迫っていく。
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